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❨151❩1972.1.30 日 曇 メデジン着(Colombia:Medellín)
朝、気分悪し。
頭が痛く、胃の辺りが気持ち悪い。
朝食に、バナナと卵ミックスのオレンジジュースをとった他、コーヒー以外夜まで何も食べなかった。
トラックにひろわれ、一つの長い峠を越す。
今日の道は山岳道路。
黒煙を出してトラックは走った。
三時頃、頂上に着いた。眺めは抜群だった。
頂上付近の人々は、厚い毛布のポンチョに山高帽 (麦の)をかぶり、裸足で歩いていた。
貧しい生活だ。
しかし、ここは水が豊富にあるからまだいい。
坂を少し下りた所で、車を洗う為に三時間程待った。
ここが日本人と違う。
全くのんびりしている。
全然慌てない。
俺も今日は休養日としたから、椅子に座って、その風景を見ていた。
寒い。
その中を、ボロボロの服に裸足であちこちまめに動く車洗いの男が4人、鼻唄まじりによく働く。
夜コロンビア第二の都市、メデジンに入った。
その夜景のスバラシイこと。
八方山に囲まれ、その山の中腹まで家の灯が並んでいる。
ちょうどスリバ チの中に宝石を敷きつめた様だ。
車はガス·スタンドに泊まり、俺はそのまま、荷台で町の灯を見な がら寝る。
山中の夜は、夏と言えど冷える。
メデジン(Medellín)↓
@OpenStreetMap
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