❨825❩1973.12.2.月.晴／メディナで値切り合戦／マラケシ:モロッコ

ユースが9時で閉まるというので、5人揃って出る。センターまで2km、歩いて行く。
ホテルを探し、3.5まで値切った。

メジナ(中央市場)の中は、人でゴッタがえしている。人の意気と熱気でムンムンしている。真昼の太陽はクソ暑い。

広場には、へび使いやその他、変わったものが、昨日とは違って出ていた。俺は見るだけで浮き浮きしてくる。
色々な見せ物が広場一杯並んでいる。

彼等もやはり商売で、ただでばかり見ていたら、追い払われそうになった。逃げるが勝ち。

買い物も、ここは品が多い。ショルダー・バッグを一つ買う。
ここでも、売り手と激しい(?)値切り合戦。
流石に奴等は商売上手で、こちらのスキを見て、ついて来る。面白い一時だ。
最後まで値切り、25ダラハムを14に。

日本語を知っている現地人がいて「持ってけドロボー」と云われ、ワッハッハッ。

ホテル (Rit)はカスバの中にあり、細い、両側マーケットの路地を通って行く。
この細い道でも、車が入る。馬車も入る。
兎に角、ゴチャゴチャしている。

人は、水売りから浮浪者にいたる殆どが、計　金高い。何を聞いても、金をとられる気がする。

夕飯の時は、マズイ物を食って1.50位のものを、3ダラと、ボラれた。シット！

部屋へ帰り、マリワナ・パーティ。
俺は大して効かなかったが、他の4人は、かなりまわっていた。