不況の原因は内部留保と預貯金、会社や個人を問わず日本人全員で投資をしていかないと不況を脱することはできません。『村上世彰、高校生に投資を教える。』

『村上世彰、高校生に投資を教える。』は、素人にも分かりやすい投資の極意を教えてくれるビジネス書です。
「豊かさ：お金を幸せのために上手に使えるか」「投資：未来で利益を得るためにいまコストを支払うこと」「自分なりの幸せの基準を持つ」など、投資の怖さを知ることで、自然と投資する勇気が湧いてきます。
特に「お金の必要性①自立した生活②不測の事態に備える③趣味や夢のため④他人や社会のため」は、自分の今のお金の段階を知ることで、どれだけのレベルかが分かります。
最初の段階は自立するための最低限度のお金、次に病気やケガに備えるためのお金、さらに夢の実現のためのお金、最後に他人への貢献のためのお金と、段階によってかなりの差があります。
生活だけで余裕がないサラリーマンは、一度お金について見直してみてはいかがでしょうか？

「挑戦の怖さを忘れない」「ＩＲ担当部署に問い合わせ」「日本でお金の流れが滞っている原因①大企業の内部留保②個人の預貯金」などを通して、不況の原因である預貯金を、投資で社会に循環させるきっかけを与えてくれます。
特に「注目する会社の条件」は、投資をする基準が明確です。
「自己資本比率」「有利子負債」「利益剰余金」「現金同等物」「遊休不動産」「売上・利益の業績」などの数値をベースに、自分の価値感で投資する会社を決めることができます。
資産を増やす確率を上げたいサラリーマンにオススメです。

著　者：村上世彰
出版社：KADOKAWA
発売日：2020/7/17

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