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20代~30代前半は必見! 住宅ローン借入額を増やす方法&注意点!

どうも、モゲ澤です! 近年、住宅価格は大きく上がりました。そのため、「家を買いたい!」と思っていても、まだ収入が高くない20代・30代の方は、難しそうだと感じているかもしれません。

今回のnoteは20代~30代前半の方が住宅を買うために、どのような戦略で考えていけばいいかをわかりやすく解説していきます!

20代後半~30代前半の平均年収は400万円前後

厚生労働省の調査によれば、20代後半の平均年収は390万円、30代前半の平均年収は441万円となっています。

20代後半~30代前半の平均年収

これは近年ほぼ横ばいです。一方で、不動産価格は金融緩和の影響を受けて、どんどん上昇しています。

不動産価格は近年上昇している

2016年→2022年の6年間で50ポイントも上昇し、地域によっては1.5倍以上の価格になりました。物件を探している方は「高くなった・・・」と実感しているのではないかと思います。

年収300~500万円の借入可能額は?

そもそも、20代~30代での住宅ローンの借入可能額はどれくらいでしょうか? 住宅ローンの借入可能額を考えるとき、重要になる指標に返済比率(年収の何%がローン返済になるか)があります。

返済比率の計算式

返済比率は、審査金利(3~3.5%の審査用の金利)で計算したローン返済額と、額面の収入から求められます(審査金利は金利上昇時に家計が耐えられるかテストするための金利です。実際の適用金利よりも高く設定されています)。詳しくは以前のnoteも読んでみてくださいね♪

審査に通りやすいのは返済比率35%まで(青信号)。35~40%では五分五分(黄信号)で、40%を超えると厳しい(赤信号)というのを目安として覚えていただければと思います!

返済比率は35%以下なら青信号

年収によってこの青・黄・赤がいくらになるのかをグラフにするとこうなります(縦軸が借入額、横軸が年収)。

住宅ローン借入可能額の目安

・年収300万円:青信号は~2,100万円、黄信号は~2,500万円
・年収400万円:青信号は~2,900万円、黄信号は~3,500万円
・年収500万円:青信号は~3,600万円、黄信号は~4,100万円

20代後半~30代前半の方だと、平均的にはこれくらいの相場感だとお考えいただければと思います。

ほしい物件に手が届かないときの打ち手

ですが、「この借入可能額だとほしい物件に手が届かない・・・」という思う方もいるでしょう。そんなときの打ち手は3つあります。

借入を増やすための3つの対策

1つめは収入を上げること。昇給してから、もしくは共働きになってから買う方法です。また、配偶者がパートタイムから正社員になるのも良いと思います。

収入が400万円→600万円になると借入可能額も大きくアップ

例えば夫が年収400万円だと、青信号の目安は2,900万円、黄信号の目安は3,500万円です。ここで配偶者が働いたり、あるいは昇給したりして世帯年収が600万円に上がると、青信号は4,700万円、黄信号は5,400万円まで上がります。青信号の上限だけでも1,800万円増で、年収増は大きなインパクトがありますよね。

モゲチェック利用者への調査では、ペアローンや収入合算を活用した方は20代では34%、30代でも26%に上っています。このような借り方を検討するというのも一案です。

若年層はペアローンや収入合算の比率が高い

2つめは自動車ローンや無担保ローン(カードローン)など、返済比率に含まれてしまう他借入を完済することです。家計を改善するという意味でも非常に大事です。

3つめはフラット35や、50年ローンなどの35年超のローンの活用があります。フラット35は審査基準が柔軟なため年収の10倍近くまで借入できることがあります。

また、超長期ローンの活用も一手です。住宅ローンの返済期間は最長35年という場合が多いですが、一部の金融機関では40年や50年までOKです。当然、借入時の年齢が高いと長期の借入はできないのですが、30代前半までであれば貸してくれる可能性は十分にあります。

35年超のローンなら予算額を上げられる

年収400万円で返済比率35%(青信号)の借入可能額は、35年ローンだと2,900万円ですが、40年なら3,100万円、50年なら3,400万円まで伸びます。「長く借りればその分、借入可能額が増える」ということです。

30代前半までにローンを借りる人が知っておきたいこと

その他、20代~30代前半の住宅ローン利用者にはいくつか知っておいてもらいたいことがあります。

30代前半までの住宅ローン利用者へ

1つ目は独身者には審査が厳しいということ。結婚の予定があれば、結婚後のほうがローンは通りやすいです。独身だとライフステージが変わったときに、その物件を不動産投資に回すのではないか・・・と懸念されてしまい、銀行の審査が厳しくなる傾向があります。独身で買うときはフルローンが通らず、手出しが発生する可能性もあることは頭に入れておきましょう(詳細はこちらのnote)。

2つ目はオプション団信に関してで、つけないという選択肢もアリです。私は「がん団信はお得だから絶対につけたほうが良い!」(詳細はこちらのnote)とオススメしていますが、それは50代後半からがんの罹患率が急上昇するからです。20代で借り始めた場合、50代後半を過ぎれば元本の大半を返しているので、金利が上乗せされるがん団信や3大疾病保障はつけないという考え方もOKだと思います。

3つ目は、資産運用を同時に進めること。20代~30代の方には「時間」という特権があり、お金に働いてもらうことは非常に大事です。年収がまだ高くない時期ですが、資産運用の実践は住宅ローンを利用するうえで守っていただきたいことです。今後の予期せぬ金利上昇から家計を守る手段にもなります。これからの時代、資産運用はマストです!(詳細はこちらのnote

審査が厳しい金融機関ほど金利は低い

また、住宅ローンは、審査が厳しい金融機関ほど金利が低く、柔軟であるほど金利が高いという関係が成り立っています。最も金利が低いネット銀行は審査が非常に厳しく、メガバンク、地銀、信用金庫・・・と続き、フラット35が最も審査が柔軟です(が、金利は高くなります)。最初はフラット35しか借りられなかったとしても、返済実績を積んでより低金利のローンに借り換えることもできますので、将来の借り換えという選択肢も頭に入れておくようにしましょう!

今後も金利情報やお得な住宅ローン情報を発信していきますので、ぜひフォローやスキ!をいただけると嬉しいです♪

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