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webライターの「ライティングが遅い」という悩みについて


webライターのある悩みについて、解決に向かうための記事を書いてみようと思う。「ライティングが遅い」という悩みだ。

ただ先に言っておくと、僕はライティングが遅い。理由は寄り道が多いからだ。その点は自分の好奇心の問題なのでおいておき、そもそもwebライティングという仕事は執筆にかかる時間だけでは無く、リサーチや、画像の選定、WordPressへの入稿作業、そして時には修正も要求されるなど、とにかく時間がかかる。

この記事はライターになって、まだ半年も経たないときに書いたものをアレンジした。今読むと、当時の自分も一生懸命に頑張ってたんだなと思う。

webライティングが遅いという悩みが解決できるヒントを見つけてもらえたら嬉しい。

webライターの悩み【ライティングが遅い】

2000文字、4000文字、8000文字、それぞれライティングにかかる時間はどのくらいだろうか?まず、自分の書くスピードは把握しておいたほうがいい。

僕がライターになり始めた頃、3000~4000文字書くのに3日以上かかった。しかも文字単価も1円未満なので、時給に換算したら数百円どころか、数十円にしかならない。

これではとても仕事としてやっていけないし、自分はなんて文章が書くのが遅いんだ、向いてないかも、と思ってしまう。

初心者の時に問題だった点を振り返ると、

・とりあえず書き始めてしまう
・途切れる→思い出す→書く→途切れる…(続く)
・着地点を見失う
・集中して書ける環境にいない

ということを、何も考えずにしていたことがよくなかったと思う。

ライティングが遅いという悩みを解決するには?

まず作業を細切れにしないことだ。主にwebライティングで必要な作業は

・構成、リサーチ
・ライティング
・その他の作業(画像選定や入稿作業)

この3つに分けられる。リサーチはライティングしている最中にも必要だが、あえて項目として分けるならこの3つで考えた方が分かりやすいと思ったので、構成とリサーチをセットにして考える。

作業を細切れにしないというのは、例えば構成・リサーチを始めたらまず一通りの形ができるまで作りきることだ。途中で辞めて、明日続きをしようと考えると前の作業を振り返ることからになるので、思い出す作業がもったいない。

それよりも、粗があっても一通り作りきったものを、翌日リセットした思考で見直し・修正を加えることでよりよいものにできる。

自分が工程ごとにだいたいどれぐらいの時間を必要とするのかを把握し、まとまった時間をしっかりと取ることが重要になるだろう。

さらに、ライティング・執筆作業をスムーズに進めるコツ、ポイントはリサーチにかかっている。リサーチに対して妥協せず、しっかりと時間をかければライティングもスムーズにできる。執筆作業が遅くなったり、滞ったりしてしまう一番の理由は「わからない」まま書いているからだ。

タイトル・見出し・構成は記事のクオリティに関わってくることなのでしっかりと考えよう。ここに時間をかけ、あとは見出しの内容を膨らませるように「書く」だけ。しっかりと考えた見出し構成は、自分にとっても道しるべにもなる。

そして作業するときは、自分が書くこと以外のことに他に集中力を奪われないような状態を作ろう。具体的なことでいえばスマホの通知をオフにするなどだ。作業をする時はとにかく作業に集中する。

ライティング作業を効率良くするにはスマホも活用

どこでも書けるスマホも有効活用しよう。できれば項目ごとにしっかりと分けて作業ができればいいが、そうもできないことだってある。

ふと思いついたことのメモ、リサーチの続き、何かの記録、普段から手元にあるスマホはなんでも応えてくれる。ライターにとってある意味優秀な秘書だ。

何もライティングはパソコンじゃなきゃいけないというルールはないので、スマホの方が入力しやすいならスマホでライティングしたっていい。ただ余談だが、その時は姿勢には気をつけて。変な姿勢で長時間作業して、目や身体を壊さないようにしてほしいと思う。

パソコンとスマホを併用して使う場合はクラウドのアプリを有効活用しよう。そんなに難しくない。GoogleドキュメントとWord(Office)が使えれば十分だ。パソコンとスマホで作業を共有できるから、基本はこのどちらかでライティングしている人が大半ではないだろうか。

Wordについては簡易な校正機能もついているのでこちらも是非活用しよう。

ライティングが遅いということについて

最後に一つ思うことがあるので書く。それは書くことは遅くてもいいよというアドバイスについてだ。自分が悩んでいる時に、そういうことを言われると、悩んでいる身だと心が軽くなって救われる気になる。

アドバイスする側が初心者に勘違いさせてはいけないと思うのだが、「書くのは遅くていいんだ」だけで終わってしまうと、そもそも問題解決したのではなく、単なる気休めにしかなっていないので、その人はまたいずれ同じ問題に直面するだろう。

寄り添うことは大事だ。ほんとにメンタルがやられているときに正論をぶつけられるよりも共感が欲しい時はある。ただ一番に相手のことを思うのなら、その人の問題を取り除くために必要な行動や考え方を示して、一歩でも半歩でも自分の悩みを自分で解決にできるように促すのが必要ではないだろうか。

確かに結果としてライティングは遅くてもいいとは思う。僕もそこは諦めた。それはこちらのエッセイで理由を書いているが、目指しているものが替えの効かないライターになることだからだ。

webライティングはタイムアタックではなく、クライアントや読者のために書くもの。どれだけ時間がかかっても内容をしっかり書く方が大事だ。それは言うまでもない。

ただもし自分が、10,000円を稼ぐのに1週間もかかってたらライティング自体を続けることができない。だから、ライティングが遅いという悩みは人によって解決策は違うが、確実に答えを導き出さないと先には進めない問題だと思う。

そんなことなら才能がないから諦めろではなく、ちょっとしたヒントを与えて、自分で考えて答えを出させる。物事を最後までしっかりと進められる人ならそれだけでちゃんと解決に向かう。

あくまで関わるのなら、たった一言「大丈夫だよ、気にしないで」と甘い言葉をかけるだけじゃなく、本当の意味で寄り添って一緒に解決に向かうべきだ。

【まとめ】ライティングが遅いことは放置してはいけない

最後に本記事の内容をまとめよう。

・自分の作業スピード把握する
・作業を途中でやめない、できるだけ1工程を完了させる
・作業は「途中再開」よりも「都度見直し」の方がいい
・ライティングが遅いのは「わからないまま」書いているから
・集中できる環境を作ろう
・スマホを有効活用しよう

という感じのことを、ざっと書いてきた。何かの参考になれば幸いだ。

前述した通りだが、ライティングが遅いという悩みは放置すべきではない。これからライターになろうとしている人ならなおさらだ。僕のような答えの出し方は特殊かもしれないが、自分なりの作業効率を考えて早くできるものは1分でも早くしよう。

時間こそが、僕たちライターにとって貴重な資源だからだ。

ほんとにちょっとしたことでいいから意識してみよう。ただ、根本的には書きたいジャンルの知識を猛勉強し、自分が専門家並みの知識を得れば、リサーチにかかる時間は少なくなり、結果書く時間は短くなる。

ライターという仕事はとても根気がいるし、知的欲求が求められる仕事だと思う。質が高く、それでいて本数も生み出せる優秀なライターになるには地道なインプットと努力の積み重ねしかない。

そしてそこにたどり着くまでは、色んな工夫をして自分が継続できるようする。自分を本当に励ませる一番の存在は自分だ。

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