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良いエージェント、悪いエージェント。

〜ほとんどのエージェントは必要とされなくなる時代がくるって話〜

お久しぶりです。
ぶっちゃけエージェントの鈴木です。

最近なかなかnoteが書けておらず、ぶっちゃけエージェントの存在が忘れられていないか心配になってきたので、そろそろ気を取り直してnoteを再開していくことにしました。

今回のテーマは「良いエージェント※/悪いエージェント」。
 ※本記事では、ITエンジニアの転職/フリーランスエージェントのことを指しております。

僕の主観ですが、社会的に価値の低いエージェントを悪いエージェント。評価されるべきエージェントを良いエージェントとしています。

いつもは市場単価の話や、キャリアパスの話が多いのですが、今回はちょっと視点を変えて、僕らエージェントに焦点を当てて話していきたいと思います。

最近のエージェント市場

そもそも最近のエージェント市場ってどうなってるの?という点ですが、エンジニアニーズの高まりに応じて、下記のような変化が生じています。

・転職/フリーランスエージェントの乱立
・ダイレクトマッチング系サービスの台頭

まず、転職/フリーランスエージェントの乱立という点ですが、皆さんご存知の通り世の中のIT人材に対するニーズは日々高まっており、2030年には最大79万人不足するというのは有名な話ですよね。

この動きに応じて、IT人材を採用したい企業はエンジニアを採用するために、あらゆる努力を行い、予算についても惜しむことはありません。(もちろん企業にもよりますが笑)

ここに大きなお金の動きが生じる中で、「お、これはビジネスチャンスだ!」とばかりに、あらゆる企業がIT人材市場に参入してきているのです。

例えば、元々IT人材企業で働いてた方が独立するようなケースもあれば、完全に他業種の起業家がIT人材領域で会社を立ち上げたり、中堅・大手で元々人材に手を出していなかった企業も、人材部門を立ち上げたりする程です。

結果として、無数のエージェント会社が立ち上がり、ユーザー※からすると、選択肢がありすぎて一体どの会社を選べばいいのかわからない。。といった状況が起きているわけです。
 ※お仕事を探しているエンジニアさんのことを指しています。


そしてこの動きと並行して起こっているのが、ダイレクトマッチング系サービスの台頭です。

漁夫の利を得るように発生する無数のエージェントに対して、企業の人事もユーザーも

「間に入っているだけで、ただのブローカーじゃないか。」

と、直接やりとりしたいと考える方たちが増えてきたのです。

結果として、転職においても、フリーランスにおいても、ダイレクトマッチング系のサービスや、キャリアSNS(仕事探しにつながるSNS)が最近盛り上がってきているわけです。

以下サービス例)


このような状況下で「エージェントってもう必要とされなくなるのでは?」と考える方もいらっしゃるかと思うのですが、僕としては一部のエージェントは今後も必要とされ続けると考えています。

その理由を説明していきます。

エージェントの価値とは?

そもそも、エージェントの価値とはどこにあるのか?それは今までとこれからでその重点が変わってくると僕は考えています。

今までは、「いい条件の案件を、どれくらいの量紹介してもらえるのか」が重要な時代でした。特にフリーランスの案件獲得に言えることですが、案件探しの方法がエージェントを経由する以外にほとんど存在しなかったのです。

あるとすれば、人づてで探す等アナログな方法しかなく、結果として自分の選択肢をより増やしていくために、エージェントにはたくさんの案件を紹介してもらえることがユーザーにとっての価値につながっていました。

ただ、これからは下記ポイントが重要になってきます。

・本質的なキャリア提案ができるか
・経験以外も含めた総合的なマッチングができるか

要は、「自分で探すよりも、より価値の高い提案ができるか」が重要となってくるということです。

人材業界に携わっていないユーザーであれば、誰しもがキャリアについては素人。自分の今までの経験を基準としてしか、今後のキャリアを考えることができません。

それに対して、エージェントは年に数百人単位の方のキャリアを考えながら仕事をしていくわけなので、ユーザーが気付いていないキャリアの道筋を示すことができるわけです。

そして、その数多くの紹介経験から会社の考え方や方向性と、ユーザーのキャリアパスがマッチしているか等、なかなか言語化しにくい部分のマッチングも人でないと難しい部分でもあるので、エージェントならではの価値と言えます。

裏を返すと、

「表面的な希望の条件だけを聞いて」
「今のユーザーの経験と似たような案件だけを紹介して」
「会社のカルチャーや、方向性を考慮しない」

ようなエージェントは、ただのブローカーなので、今後淘汰されていくことになると思います。

価値あるエージェントをどうやって見つけるのか?

そんな中で、ユーザーはどうやって、価値あるエージェントを見つけていけばよいのか、という点ですが、現時点ではその方法は限られていて、

エンジニアの知人に、実際対応の良かったエージェントを紹介してもらうか、SNSやnote等での発信等を見て信頼がおけると思ったエージェントに連絡を取るくらいしかありません。

しかも、上記手段をとった場合でも、必ずしも自分が目当ての担当の方についてもらえるわけでもないので、今はある程度割り切って、信頼がおけるエージェントと会えるまで、複数社登録してまずは面談してみる、というのが一番確実な方法と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?エージェントを一度でも活用した方であれば、ブローカーエージェントの話など、「まさに!」「共感する!」といった方はいらっしゃるのではないでしょうか?

エージェント会社が乱立している今、ブローカーエージェントはひたすらに増え続けているので、この記事を最後まで読んでいただいた皆さんには、是非良いエージェントに会えるまで、エージェントめぐりを頑張っていただけたらと思っております。

最後に、弊社の「ROSCAフリーランス」は、あえて属人性を残し、ユーザーと伴走するエージェント事業を展開しております。

言うなれば、「エージェントの専門知識を兼ね備えた、ともだち」のような存在です。僕も含めて1人の人間として、ご面談させていただいたユーザーへの価値提供にこだわっているので、1つの候補としてご検討いただけるととても嬉しいです!

下記サービスURLですので、ご興味のある方はご登録ください!

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