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エージェント単価ぶっちゃけシリーズ〜ここさえ抑えればPHPで高単価が狙える!?〜

こんにちは、ぶっちゃけエージェントの鈴木です。

今回はエージェント単価ぶっちゃけシリーズ第二弾!PHPについて書きたいと思います。

はじめて記事を読む方にご紹介すると、弊社ではマージン定額10万/単価公開ROSCAフリーランスというサービスを提供していて、全ての情報を開示することで、本当の意味でフリーランスエンジニアさんのベストなキャリアを提案しています。

今回はそんな弊社だからこそ公開できる単価ぶっちゃけシリーズです!この記事を通して、悪徳エージェントに騙されてしまうようなエンジニアさんが少なくなればいいな、と思います。

さて、PHPはフリーランスエンジニアの中での人口が最も多いといっても過言ではありません。そんなPHP案件は、求められるスキルによって金額は大きく異なります。

自分のリアルな市場価値は果たしていくらなのか?また、より単価アップしていくためには何が必要なのか?弊社で保有する5万件以上の案件情報を元にその謎を解き明かしていきましょう。

なお、下記仮定のもと金額は算出しております。

・直請けではない案件の場合、パートナー得ているマージンは全体金額の
 10%とする。(おおよそパートナー契約の業界平均と言われています)
・各条件ごとにランダムに抽出した案件、数十件を元に金額は算出するもの
 とする。
・単価の表記は税別

PHP経験年数ってどれくらい影響するの?

何事においてもそうですが、まずは経験年数によって当然単価は変わってきます。2年〜5年の平均単価をグラフにまとめるとこんなかんじ。

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見ての通りですが、3年の壁5年の壁があるんです。

もちろん年数ではスキルの判断はつかないという意見も多数ありますが、書類選考ではこの経験年数が単価を決める上で非常に重要な要素となってきます。

また、単価だけでなく案件の母数という意味でも、3年の壁は非常に重要な要素で募集がかかっているPHP案件の8割以上は3年以上の経験年数が求められています。

こう見ると2年、4年経験のエンジニアは低い単価で受けるしか無いのかと思われがちなのですが、年数以外に単価を上げる方法はあります。

ポイントは"FW"と、"フロントエンド"です。

FWの経験がいかに重要か?

PHPエンジニアの中でもう1点重要になってくるのが、どのFWを経験したことがあるのか、ということです。下記FWごとに算出した案件単価のグラフです。

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PHPの中ではLaravel一強、なんですよね。以前から運営されているシステムではcakePHPやfuelPHP、symfony等のFWが用いられることも多くありますが、新規で立ち上がるPJはそのほとんどでLaravelが導入されている、といっても過言ではありません。

そのため、Laravelを勉強しようというエンジニアも増えていて、ライバルも多くなっている状況もあり、Laravel経験が必須で求められる案件も増えてきました。

フリーランスPHPエンジニアとして独立するとしたら、Laravelは必ず抑えておくべきスキルといえるでしょう。

Laravelを経験していない場合は、案件探しの際に大きなディスアドバンテージになるので、希望単価を下げても実務経験を取りに行くことをおすすめします。

モダンJSを経験するのが一番早い

Laravelエンジニアとして、安定的に案件を受注できるようになったけれど、「もっと単価をあげていきたい!」そういったエンジニアさんも多いと思います。

そんな方におすすめなのは、モダンJS(React.jsやVue.js)も扱える案件を経験することです。下記JavascriptFW経験による単価比較です。

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その差は10万以上。IT界隈でフロントエンドニーズが高まっている背景もありますが、PHPを用いた案件は、縦割りで役割が明確に定まっている案件よりも、サーバーサイド〜フロントエンドまで幅広く扱っている案件が多いため、市場でも非常に重宝されるようになります。

フロントエンドも扱えることでリモート案件の割合も増えるため、チャンスがあれば積極的に受注を狙っていきましょう!

高単価要素ランキング

最後にPHPエンジニアの中でも単価が出やすい経験を見ていきましょう。単価高い要素をランキング形式にまとめてみました。

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1位はアーキテクチャの選定経験。求められるハードルは非常に高いものとなりますが、ポイントの高い経験となります。規模の大小に関わらず、言語、FW、DB、ツール等積極的に選定に携わっていきましょう。

2位はCI/CDツール。代表的なものだとCircleCI等。Webサービス系の案件では運用改善のフェーズが重要になっているので、導入されている企業が非常に増えてきています。

3位はAWS。AWSといってもインフラポジションの業務ということではなく、AWSのサービスを用いた開発経験があるかどうかです。同じクラウドサービスでAzureやGCPもありますが、業界のトレンドはAWSなので学習するならAWSですね。

4位は高負荷系(パフォーマンスチューニングや負荷分散技術)です。5年程前はソーシャルゲーム全盛期だったため、この高負荷系の技術が重宝され市場価値が上がっていましたが、今はその盛り上がりも収まりつつあり、評価は得にくくなっている状況です。

まとめ

最後に今まで見てきたグラフをまとめてみましょう。

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以上を踏まえてPHPエンジニアのキャリアとして理想的ステップとしては、下記のイメージです。5年で③までクリアできると良いですね。

①まずはLaravel経験エンジニアとしてスタート
Vue.js/React.jsの開発を経験
アーキテクチャの選定、CI/CDAWSいずれかの経験を積む

あくまでも市場単価の軸での話ではありますが、市場価値をあげること=自分自身の選択肢を増やすことにつながります。お金を稼ぎたい、という方はもちろんですがそれ以外にも自由な働き方を実現したい、有名なあの会社に入りたい、という方も、どんなスキルがどのくらい今市場で評価されているのか、是非意識してみてください。

また、市場価値が上がってもエージェントに多額のマージンを取られてしまったのでは努力した意味がありません。ROSCAフリーランスでは、高単価エンド直案件を開拓しつつ、少数精鋭で運営することでマージン定額10万を実現しています。

もし、「単価を上げていきたい!」「余計なマージンをとられたくない」という方がいらっしゃれば、是非ご登録ください!

最後までお読みいただき、ありがとう御座いました。好評だったら単価ぶっちゃけシリーズまた書いてみようと思います。

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