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生きたい場所、行きたい場所。

まぁ、自分はよく泣く。

特に朝ドラはやばい。

赤紙が届いて戦地に行くことが決まる。
大好きよ、帰ってきてね。

そんなん出てきたら、
もう、涙腺崩壊である。

そして、そんな時には、
自分は妹のことを思っているのかな、と自分に問う。

家族から離脱した妹に、
決して、帰ってきてとお願いしたりはしない。
妹は苦しみ切って、家族と離れる決断をしたのだから。

でも、それとは別に、
自分の心は、帰ってきて欲しい、
そう思っている。

決して、追いかけない。
伝えない。
愛しているから。
妹の決断を大事にしたいから。

でも、自分の心は、そう常に思う。

大好きだよ、帰ってきてね。

そんなこと言われたら、
奥にある自分の心がいきなり出てきて、
泣いちゃうよ。

日々の生活の中で、
時々、ポカポカと気持ちいい天気のような、
心地よい日常が訪れて、
リラックスっていいな、
あったかいっていいな、
そんな風に、心地よく過ごす日が訪れる。

でも、
ちゃんと(?w)、天気は変わる。
曇るし、雨が降る。
時によっちゃ、雪になり、吹雪になり、
台風や、雹や、雷や、
えらいことになる。

まずは
穏やかな日は、
その心地よさを、心ゆくまで満喫しようと、
今、書いていて思う。

来る雨の日に憂鬱になるわけでもなく、
以前の嵐の記憶に苦しくなるわけでもなく、

まぁそうしたければ、それもいいのかもしれないけど、
あぁ、気持ちいいな。
日向ぼっこする犬のように、
お日様の匂いを漂わせていたい。

そして、寒い時には暖かい装いで、
雨が降ったら、雨具を持って、
風が強かったら、室内でできることをして、

そして、心を温かくして、
愛するもののために生きたい。

今まで、
自殺や家族や、
色々あって、今生きることに必死だったけど、
少し、先のことを考えたくなってきた。

どこに向かっていこうか。
どんな場所へ行きたいのか。

妹を思う時は、決して晴れやかな心持ちではない。
でもそこには、愛がある。
雨の中になすすべもなく、立ちすくむような、
そんな心持ちだ。

もし、自分がそんな人を見つけたら、
一枚羽織れる何かを肩にかけてあげて、肩をさすってあげると思う。

そこから始まる。
自分は。

そして、ちょっと心と体がほぐれて、
ありがとう、そう思えるようになって、
どこに行こうかな、そんなことを考え始める。

生きたい場所。
行きたい場所。

綺麗な花が咲いている場所がいい。
きっとそこには、愛がある。

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