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ご縁がありますように~5円玉価値の変動~

おはようございます。

昨日神社にお参り、お賽銭を入れに行きました。

”ご縁がある”という願掛けで5円玉を入れるのが妥当かと思っていましたが。。


ふと思ってしまったのが、、、

5円と言っても、その時代によってお金の価値は変わるよな~


明治、大正、昭和、平成、令和~5円というお金は変わらないですが、時代によって価値が違います。

明治時代:1円は4,760円程度の価値
大正時代:1円は1,471円程度の価値
昭和初期:1円は818円程度の価値


明治だったら、”ご縁がありますように!!”

って2万ぐらいお賽銭しているの!?

。。。ちょっとすみません。躊躇します💦

それを考えたら、5円玉をお賽銭箱に奉納するという文化は近年のことなんでしょうね~



はたして、”ご縁がある”で5円玉を出さない時代が来るのでしょうか。。。

物価の上昇が顕著にでている現在、、お金の価値も変動していきます。

お賽銭の由来とは?

お賽銭と聞くとすぐにお金が思い浮かびますが、実は昔はお金を奉納していませんでした。神様などへのお礼は珍しいものや、価値のあるものが主に納められていたのです。代表的なのが金や銀、貴重な食糧源であるお米などですね。たくさんのお米がお賽銭のような位置付けで奉納されることを「散米」と呼んでいました。日本でも物々交換でさまざまなものを手に入れていた時代から、徐々に貨幣が出回ってきたのです。お金を渡すことが相手への感謝を表すという考えになり、室町時代くらいからお賽銭として神様に金銭を投げ入れる方式に変わっていきました。多くの人がお賽銭を投げてしまうと、神社などではお金が散乱してあふれてしまいますよね。お金を一カ所に集めやすいように、自然にお賽銭箱が置かれるようになったのだそうです。お賽銭箱の由来は、実は親切な人たちの心遣いだったのですね。



最近は外国人の方の観光、コロナの影響で密にならないようにキャッシュレス化している神社もあるみたいですね。

穀物⇒お金⇒電子マネー

時代は少しずつ変わっているんですね。


大切なのは神様に対して真摯な気持ちでお祈りをし、その気持ちをもって日々の生活を送ることです。祈りの心はお賽銭の金額によって、まして変な語呂合わせで左右されるものではありません。

神様はそんな狭い心ではありませんでした。
気持ちを大事に、尊重されております。
大変失礼いたしました。

いつまでも皆が健康で平和に暮らせますように。


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