見出し画像

CDを買う=好きな音楽を自由に聴く

「はじめて買ったCD」というタグを見て、まず思ったのは、今の10代はCDを買ったことがあるのだろうか?CDを買う必要はあるのだろうか?もはやこのタグは一定の年齢層のノスタルジーに訴えるものでしかないのではなかろうか・・だった。とはいえその目論見どおり(?)、私ははじめて買ったCDが何だったのかを思い出し、ノスタルジーに浸らせてもらえているのだから、まいっかという気持ちにもなっているけど。

実際、CDのフリー画像を探したら、上記のバナーのようなデータを書き込む方のCDばっかり出てくる。もちろん、いまだって音楽CDは流通はしてるけど、音楽を聴こうと思って即座にCDを買うという思考回路にはならない。それはもう、若いとか若くないとか関係ない。聴きたい音楽への接触の仕方が変容しているということですね。

ただ、少なくともTK最盛期に学生時代を過ごした私にとっては、CDを買うことイコール好きな音楽を聴くことだった。買わないことには聴けなかった。大抵好きなアーティストの新曲はラジオとかで初オンエアされて(宇宙初オンエアとか呼んでた)、それをカセットだとかMDにダビング(!)して、発売日まで待ったりしたものです。TSUTAYA様々で、気になる音楽は借りてきて、同様にダビングして大切に聴いたものです。学生ゆえ、金曜夜に借りて土曜の開店前に返すという再安価な方法で頑張ってた。どうしても手元に置いておきたいものだけ、お小遣い貯めてアルバムを購入してたなぁ。懐かしい。

いまはサブスクあるし、音源もCDという形で持っている必要性は急激になくなってる。突如ネットに繋がれない世界線がおとずれない限り、たぶん大丈夫。でも、もうすっかり染みついた感覚ゆえに、どうしても大切な音楽は手元に持っておきたいと思ってしまいます。なんでかなぁ。この辺はアップデートできない私。

はじめてお小遣いでCDを買ったのは、90年代あたま、小学6年生くらい?または中学1年。なぜなら家にCDプレーヤーが無かったので、CDデビューが遅れた。ラジカセはあったけど。それで何のCDを買ったかというと、当時流行りに流行った曲、CHAGE&ASKA『YAH YAH YAH』でした!懐かしい。主題歌だったドラマ『振り返れば奴がいる』も見ていたような見てなかったような・・最後に刺しちゃうシーンは覚えてるけど。なので、ドラマを見てというより、純粋に音楽として気になって買ったCDなんだと思います。

その後、どっぷりチャゲアスの音楽に浸る中学時代。同時並行で流行の各種小室ファミリー楽曲を聴き、その他マイラバとかスピッツとかいろいろいろいろ、CDが売れまくった時代の音楽を聴いていたなぁ。そしてカラオケでも歌った。ある意味、女子中高生時代がその時代ドンピシャだったことはとても幸せなことで楽しかった。

その後、大学生になるとゆずにはまり今に至る。ゆずさんは私の中では殿堂入りしているので好きとかそういう次元を超えて、楽曲やお二人の人柄に人生の伴走をしてもらっているという位置づけ。今でいうところの「推し」なんでしょうけど、また感覚的にはちょっと違うんだけどね。その他、現在はBABYMETALと星野源。この雑食具合、自分でも不思議。

今のところ、相変わらずCDはどうしても欲しいものは買ってる。けど、サブスクで十分じゃない?って思う日がやってくるのか、はたまた死ぬまでCD派なのか分からない。MDは一瞬で消え去ったし、カセットもレコードみたいに敢えて聴きたい人が聴く媒体になっている。果たして今後CDはどこまで生き残り続けるのか、注視していきたいですね、なんてね(笑)

#はじめて買ったCD

この記事が参加している募集

はじめて買ったCD

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?