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ICL手術でみえる世界が広がった話②手術~術後編〈レポ〉


こちらの記事はICL手術についてのレポート記事後編になります。

ICL術前レポについてはこちら↓


※実際は個人差や病院によって手順などが違う場合があります。体験談なのであくまでも参考程度にお読みください。


ICL手術当日

ついに手術当日。
手術前に感染症や目に傷がないか確認をして瞳孔をひらく目薬をさしました。

その後も色んな種類の目薬を数分置きにつけました。
術後の感染症を防止するような目薬や、麻酔の目薬などなど、いろんな種類の目薬をつけました。

私自身はじめての手術なのでこの時点でそれはもうめっちゃ緊張しました。

手術待機室には私の他にもICL手術の方がいたのと、白内障手術の方もいました。
私含め7人くらい待機していて、おばあちゃんが声をかけてくれたので少し緊張が取れたのが救い!あの時のおばあちゃんありがとう!(´;ω;`)

手術は1人呼ばれて15分後に次の人って感じでとてもスムーズ。


私は4番目くらいに名前を呼ばれました。いよいよ手術へ。


手術


手術直前、看護師さんが「大丈夫だよー!」と優しく声をかけてくれました(´;ω;`)看護師さんは本当に偉大!!メンタル部分ですごく助けられたので本当に感謝です。

手術はリクライニングチェアに座り、それから瞬きをしないように目を開く装置を付けました。私は普段、瞬きをよくするので、瞬きができなくて辛いかな~と思ったのですが、そこは大丈夫でした。


手術は体感10分くらい。私の場合、痛みは全くありませんでした。目薬の麻酔ってどうなの!?って不安に思っていましたがちゃんと効きました。すごい!!

グーっと目を圧迫されているような、押されている感覚はありました。

「両目で真っ直ぐ光を見ててねー」

まず、とって眩しかった!!
ICLのレンズを入れられたときは視界が急に水の中に入ったような見え方になりました。
なので、レンズが入るとどこが真っ直ぐの位置なのか分からず…。
光が動いている、遠のいているようにも感じるのも不思議な感覚で、一瞬自分の目が動いていないか心配になりました。

しかも怖がって無意識に片目閉じちゃってたみたいで(ウィンクしてる状態)両目で見るのが何気に難しかったです。


「力抜いてー」

これは普段から舞台稽古してる時もよくいわれる言葉なのですが、手術中もたくさん言われました。(笑)

心電図をつけたのですが、自分の心臓の鼓動がものすごく速くて恥ずかしかったです(笑)

「今、ドキドキしてるのバレてる!!」みたいな!(笑)


そうこう考えている間に手術は終了。


術後~当日~


手術が終わり、待機室で30分くらい休みました。
その後も痛みはなかったです。

そして眼圧検査と目の中を検査して問題なく終了。

この時点でぼやけてはいますが、裸眼で見えるようになってて感動しました!

当日術後は目薬三種類を1時間おきにつけました。
そしてこの日はお風呂には入らず過ごしました。

目がいつもよりかなり見えるのですごく疲れました。なので手術が終わってからはすぐに寝ました。
テレビやスマホは数分見るだけで目がチカチカしました。この日はほぼ何もしなかったというか、何もできなかったです。

そして術後1週間は常に保護メガネを着用。寝ているときもです。


術後翌日~1週間


術後翌日。ぼやけていた視界がクリアに!!起きてすぐに見えるようになってました!
この時が一番感動したかな!!痛みなども特にありませんでした。


これは術後翌日の写真。視界良好です!

翌日も病院で診察。そこで視力検査をしたのですが、1.5見えてました!
こんなに見えるなんて、いつぶりだ!?


次の診察は1週間後。それまでは目に気を遣いながらの生活。
1週間はテレビみるのもチカチカ眩しいし、スマホもキツかったな〜。
細かい文字を見るのもきつかった
ので、ラジオをよく聴いていました。

この生活を通して目の大切さがとてもとてもわかりました。
普段どれだけ目を酷使しているのだろう...。

あとはこの1週間、目に水が入るのはダメなので、髪の毛洗う時の配慮も大変でした。
まだショートヘアなのが救いだった!!

ちなみに運動なども1週間禁止でした。


1週間後の検査でも問題なく、保護メガネを外して生活ができるようになりました。


その後


手術してから約1ヶ月経ちました。最初はスマホやテレビなど見ると疲れていましたが、見え方的にもかなり慣れました。
2週間後くらいにはパソコンも普通に見れるようになりました。

心配なのは視力が落ちないか。それが一番心配です。
寝る前とか暗い中でスマホとかいじりがちなので…(よくないと思いつつやってしまう)だいぶ意識するようになりました。
できるだけ目を労わりたいので、パソコンで作業をする時はブルーライトカットメガネをつけています。効果あるといいな…。

こないだ手術してからはじめて宿泊する機会があったのですが、まあ〜とっても楽!!

コンタクトの心配もなければ眼鏡を持っていく心配もない!
よく出張や旅行に行かれる方は、私よりもっと実感するのかもしれません。

そして何より、朝起きたときに視界がクリアなのが一番手術してよかったことだと思います。前よりも起きてからの切り替えがスムーズにできるようになった気がします。

コンタクトはほぼ毎日つけていたので目が疲れる、ゴロゴロすることがよくありました。それがなくなったのも快適だなあと思います。


私からお伝えしたいこと


私は今回この手術を勧めたいわけではなく、自分の体験談がICL手術が気になっている方、手術を検討している方、これから受ける方の参考になればと思い書きました。

気になる費用。自由診療なので、病院によっても変わると思いますが、
私の病院では乱視で両目60万円でした。これは検査・薬料金込みの金額です。乱視がないともう少し値段は下がります。

ちなみに私の場合、レーシックだと角膜を削る面積が足りず、削ったとしても視力が完全に良くならないと言われました。

視力がそこまで悪くない方はレーシックの方が向いているそうです。
逆に、視力がかなり落ちている方がICLに向いているそうです。

あと術後注意が必要なのは、「ハロー・グレア」という症状が出ます。

画像引用:SankeiBiz https://www.sankeibiz.jp/smp/business/news/200208/prl2002081045004-s1.htm

「ハロー・グレア」とは、光(照明など)を見た時、光の輪が見えたり、光が滲んだりする現象のことを指します。

これ、私は1ヶ月経った今でも出ますが、毎日出るわけではなく、意識すれば見えるって感じです。最初は少し気になりましたが、慣れてくれば気になりませんでした。

そしてこの「ハロー・グレア」へのストレスは性格によっても変わるそうです。
私はスーパーおおざっぱ&細かいこと気にしないタイプの人間なので気になりません!(笑)
ストレスも今のところ感じていませんが、神経質な方などは注意が必要かもしれません。

あとはいろんな私自身いろんなレポートを見たのですが、やはりレンズを決める視力検査は特に慎重に決めた方がいいと思いました!

視力2.0とか必要以上に視力をあげてしまうと、急に頭が痛くなったという方もいますし、視力検査前のコンタクトの使用期限を守らなかった方は術後の見え方が良好ではない方もいたみたいです。

最悪、このようなことが起きた場合も取り外すことができるそうですが、万が一の場合だそうなので、そうならないためにも医師の方に相談や決められた期限を守るのは大切なことですね!


さいごに


長くなってしまいましたが…。

私は手術をしてよかったと思います!!目の快適さが変わりました!そして、目をもっと労わろうという気持ちにもなりました。

…まあ、慣れてからはまたいつもの生活に戻りつつあるのだけど(笑)
それでも前より意識するようにはなったと思います!

質問などあればわかる範囲でお答えします!
最後まで読んでくださりありがとうございました!


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