ICL手術でみえる世界が広がった話①きっかけ~術前編〈体験レポ〉
私は2021年12月、『ICL』という、眼内コンタクト手術を受けてきました。
【ICL(アイシーエル)】
小さなレンズを目の中に移植(インプラント)して近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる新しい視力矯正手術です。
引用:森井眼科医院
今、私の黒目の中にはレンズが入っています!!
おそらく、レーシックの方が認知度がありますし、まだまだ知られていない視力矯正だと思います。私も手術を受ける前はすごく緊張しましたし、怖かったです。
なので!気になっている方やこれから受ける方の参考になればと思い、noteにまとめさせていただきます!
※実際は個人差や病院によって手順などが違う場合があります。体験談なのであくまでも参考程度にお読みください。
ICL手術とはいったいなんぞや
先ほど伝えた通り、ICL手術とは目の中にレンズを入れて矯正する新しい手術です。
画像引用:宮田眼科病院 http://www.miyata-med.ne.jp/new-treatment/icl/
レンズは四角い形!普通のコンタクトレンズは丸い形状なので、四角いレンズを入れると聞いた時は「角が当たると目痛くないのかな…」なんて怖い想像もしました。(笑)
この写真のように水晶体の前にあるくぼみにレンズをはめる感じなんだそうです。目の中にこんなくぼみがあったとは!驚きです。
画像引用:さだ眼科 https://www.sadaganka.com/ope/
こちらの写真は白内障手術の手順。
ICLと白内障の手術は似ていると言われています!これは私も手術を受けるまで知りませんでした!
手術を決めたきっかけ
手術自体は知っていたものの、「目の手術・・・怖すぎる」
という気持ちが強く、なかなかやる気になりませんでした。
手術をしようと決めた理由は友達がICL手術を先にしていたからでした。
たぶん、友達がやってなかったら決断できなかったと思います。
私は小学生からメガネっ子。物心ついた時からもう視力はだいぶ悪かったんです。その思いを、ちょうど1年前くらいにnoteで熱く語っています。(笑)
メガネを使わないと生活ができない。
コンタクトをつけても目がゴロゴロする。
そんな生活にストレスを感じていた私は、裸眼で生活できることにとても魅力を感じ、2021年夏、手術をしようと決めました。
2021年8月 適応検査を受ける
適応検査では、ICL手術が受けられるかどうかの検査をします。
私は乱視用のソフトコンタクトレンズを普段使っていたので、2週間検査前からコンタクトを外して生活をしました。
これが意外とキツかった!(笑)
度ありメガネで外へ出ることがまず嫌なので、若干毎日のテンションが下がるのと、コンタクトが入ってないからメイクがうまくできない現象...。(笑)
この時に改めて視力が悪いことの不便さを実感しました。
検査は眼科検査でお馴染みの気球をぼーっと見る検査(屈折)や
目に風を当てる検査(眼圧)、視力検査など、いろんな検査をしましたが特に問題なく、適応。
ここがうろ覚えなんですが、確か適応検査で瞳孔を開く目薬を付けました。
(もしかしたら次の検査だったかもしれない…もしくはどっちの検査も付けた気がする...うろ覚えですみません)
この目薬を付けるとぼやけたり、近くが見えにくくなります。なので車やバイクなどで病院に来るのは禁止だそうです。
スマホとか数時間見えなくなりました。手を伸ばしてやっと見える感じ。
まさにこんな感じ!(笑)
プチ老眼体験できたのが不思議な感覚でした!
でもかなり眩しかった!!なので、検査の日はサングラスを付けて帰った記憶があります。
適応検査で0.05、乱視は2.5
中等度近視、中等度乱視という結果でした。
【適応不可】
×1年以内に視力が大きく変動している方
×視力が不安定な妊娠中・授乳中の方
×緑内障・白内障など目の病気がある方
×レンズを入れるスペース(前房)が極端に狭い方
※適応年齢:21歳~45歳程度
引用:みんなのICL
レンズを決める大事な検査
適応検査の次は早速、レンズの度数を決める大事な検査をします。
私は適応検査から1週間後くらいにこの検査をしました。(8月中旬)
ここでもコンタクトはずっと付けられず。結局3週間くらい外して生活していたような気がします。
ちなみにこの時は眼鏡生活真っ只中。
写真撮る時だけ眼鏡を取っていました。見えてないのにカメラ目線、こりゃプロだなっ(笑)なんて。
この検査では視力検査重視。
術後に視力が合わないと大変なのでしっかり検査しました。
「ちゃんと測らなきゃ!」と気合い入れすぎて
「赤と緑どっちがはっきり見えますか?」と聞かれたとき、
「なんだかどっちもはっきり見える、これどっちかはっきり見えていた方がいいやつ?よし、もう一回目をつぶって確認しよう、・・・赤の方がはっきり見えてきた、いや、緑か?でも~」
…わからなくなりました(笑)
最後にはちゃんと、自分に合った度数でレンズを発注することができました。
レンズは海外(たしかドイツ)での生産。取り寄せるかたちなので時間がかかります。
私の場合、乱視があるので特に遅かったみたいです。また、コロナウイルスの影響やICLが今世界的にも人気があることからレンズが届くまで最大で半年ほどかかると言われました。(実際には4か月かかりました。)
レンズが届くまで約1~3か月程が平均的なんだそうです。
レンズの在庫や病院によってはすぐに手術できる場合もあるそうですよ!
あと最後に血液検査もしました。手術に向けて着実に準備…。
手術前の最終チェック
11月。レンズを決めたあの日から3か月。
「12月にレンズが入る」との電話がありました。そこで、手術日と最終検査の日程を決めました。
さすがに手術することは忘れてないけど、だいぶ先のように感じていたからちょっとドキドキ。
眼鏡とももうすぐおさらば。
コンタクトは買いすぎないように調整。
いよいよだな~!いや、でも当日まであんまり実感湧かなかった気がします。忘れちゃった!(笑)
手術1週間前に術前検査。ここでは感染症などがないか、目に傷はないかなどのチェック。この時コンタクトは前日までしていてもOKでした。
血液検査の結果もここで教えてもらいます。
そして、手術3日前から点眼する目薬をもらいました。この目薬は目の中をキレイに保つための目薬と言っていました。消毒的な感じなのかな。
来週、手術へ!!
☆ICL手術レポ②へ続く!
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