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カジュアルなカウンセリングとは?

最近、cotreeさんのオンラインカウンセリングを予約した。

日にちはまだ先なのだけど、予約した段階で肩の荷が下りた気がした。

とはいえ、カウンセリングを受けるのは初めて。
「どんな感じになるのかしら……」と感じていた時、ちょうどひらやまさんのカウンセリング体験記を見つけて、だいたいのイメージをすることができたので、わたしがカウンセリングを受けようと思ったきっかけと共に、感想を書いていきたい。

わたしがカウンセリングを受けようと決めた理由

カウンセリングを受けようと思ったのは、メンタルの不調を感じたり、仕事に対して課題を感じたりしたのもあるのだけど、一番は「予防的に何かできないか」と考えたから。

ちょうどcotree代表の櫻本さんや、ひらやまさんのツイートをお見かけして。

確かに、これまでめちゃくちゃメンタル不調な時はただ耐えるしかできなかったな……と痛感。"しんどいときに新しい行動を起こすのは本当に難しい"からこそ、元気があるうちに自分をケアするための行為を「新しい行動」ではなく「馴染みのある行動」として認識できるようにしておきたいと思った。

そのひとつとして、cotreeのオンラインカウンセリングを受けてみることにした。

わたしもcotreeの理念が好きで、「カウンセリングを受けるんだったらcotreeだな」と思っている。

ひらやまさんのnoteを読んでカウンセリングのハードルがぐっと下がった

カウンセリングの予約を取ったはいいものの、まず何をすればいいのか分からない。予約時に相談したいことや留意点(通院歴など)の共有はしたものの、当日どんなことを話せばいいのか、どんな雰囲気で話が進むのか、緊張して変なことを言ってしまわないか……、疑問や不安は山積み。

そんな時にひらやまさんのnote「カウンセリングをもっとカジュアルに|カウンセリングをめぐる冒険 vol.1」を読んで、カウンセリングに対するイメージががらっと変わったし、ハードルがぐっと下がったのを感じた。

①具体的な悩みがあってもなくてもいい

カウンセラーさんとひらやまさんの、こんなやりとり。

◆カウンセラーさん
(中略)前回から少し時間が空きましたが、今回ご予約していただいた理由はどんなものでしたか?(※前回から1ヶ月半くらい空いてました)

◇ひらやま
あ、そんなに深い理由はなくて、最近受けてないから受けようかと思ったことと直近いろんな変化があったので、カウンセラーさんと共有しておきたいな〜と思いまして。

ひらやまさんのnoteより

ひらやまさんはお馴染みのカウンセラーさんとの6回目のカウンセリングということなので、初めましてのカウンセラーさんとのやりとりはまた違うのかなとも思うけれど、"最近受けてないから受けようかと思った"って距離感が、すごく良いなぁと思った。

わたしの周りはカウンセリングにお世話になった/なっている人が多いし、世間的なイメージよりは浸透しているのかな~とも思う。それでもわたしがここまでカウンセリングを受けた経験がないのは、きっとどこかでカウンセリングを特別視していたからだ。

具体的な悩みがあるとか、精神的に追い詰められているとか、周りに相談できる人がいないとか。そういう理由があって初めてカウンセリングを受ける資格というか、きっかけを得られるのかな~と感じていたのだと思う。

でも実際には、具体的な悩みがなくてもいいし、もちろん相談ごとがある時に利用してもいい。
そう知れただけでも、ちょっと前向きに考えられるようになった気がする。

②カウンセリングはカジュアルに利用していい

ひらやまさんはカウンセリングを“自分の心のメンテナンス的な役割”で使っているのだと言う。

何かもやもやしたから受けるというよりも、毎月定期的に受けると決めて「あ、今月まだやってないから受けようかな」というくらい、ジムやサウナや温泉に行くくらいの感覚。

ひらやまさんのnoteより

カウンセリングを「何かあった時に利用する」「もやもやした時に使う」のももちろん使い方の一つとして良いと思うのだけど、メンタルの状態に鈍感なわたしは、気付いたら行動の選択なんてできないくらい落ち込んでいる時もあって。

だから「何かあった時に利用する」よりは「定期的に利用する」位置づけのほうが良さそうだな、とnoteを読みながら思った。

なにより、そうやって日常的にカウンセリングを身近に感じておくことで、いざ必要になった時にも躊躇せずに行動できる。カウンセリングを「新しい行動」ではなく「馴染みのある行動」として認識できる。

本当に困った時のために「予防的ななにか」として、カウンセリングを可能性のひとつに加えておきたい。カジュアルに利用できるようにしておきたい、と思っている。

③カウンセリングにもさまざまなタイプがある

カウンセリングを受けた経験はないけど、心療内科を受診したことは何度かあって。いくつかの病院を回ったのだけど、問診票に記入して、お医者さんに症状を伝えて、薬とかもらって……みたいな流れはどこも同じで、画一的な印象があった。(本当はそんなことないのだろうけれど、当時のわたしはそう感じた。)

カウンセリングが心療内科の診察とは全然別物であることは以前から知っていたけれど、なんとなく「カウンセリングって、こういうものなのかな」みたいなイメージは持っていた。

いま困難の中にいる人や健康度が高い人でもカウンセリングの受け方は変わります。(自分も過去、対面カウンセリングを受けていたときはもっと頻度多く通っていました。)

そのときの自分の状態、ニーズ、タイプに応じたカウンセリングを選択していくことが、自分の気持ちや心を整えていく上で重要だと、実感しています。

ひらやまさんのnoteより

カウンセリングはカウンセラーさんとのやりとりで、当たり前だけどカウンセラーさんも人だから、性格とかスタイルとか話し方とか、いろいろ違うだろう。自分と相性の良いカウンセラーさんと出会うことが、大切なんだろうなぁ。

cotreeのマッチング診断を受けた時にも、カウンセラーさんごとに「丁寧に話を聴いてくれる方です」とか「具体的なアドバイスを求めている方におすすめです」のような紹介文が添えられていた。
それもきっと、“自分の状態、ニーズ、タイプに応じたカウンセリングを選択”していく(カウンセラーさんを見つける)ための工夫なのかなと思って、ちょっと嬉しくなった。(実際、予約をする時にすごく役立った。)

カウンセリングが、楽しみ

このnoteを書きながら、どこかでカウンセリングを楽しみにしている自分に気付いた。

予約した時には疑問と不安が山積みだ……と感じたし、いまも「実際話したらどんな感じなんだろうな」と思ってはいるけれど、怖くない。緊張しない。
きっと良い時間になるんだろうな、と予感している。

「私のお気に入り #cotree_advent_note 」の企画に寄せて。

cotree advent note はこちらから。

毎日、cotree advent note に寄せられたnoteの感想を書くと決めた、
takaren advent note 12日目。


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