![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134548656/rectangle_large_type_2_796d32d9771e197f16fc2c7d31031dc2.jpeg?width=1200)
ブルーウォーキングに向けて
「光に向かって歩け~僕らは自分の意思で歩いていく」
半年間続けてきたスーパーでの週一の実習もゴールが見えてきました。
週に一回、スタッフと一緒に働く3時間の企業実習でした。初めて一般の企業での実習に最初は戸惑うことも多かったSさんですが、今はロッカーの前で着替え、売り場へ急ぎ、ダンボールを開けて商品を並べるという一連の流れがとてもスムーズです。
この店舗は、社会福祉法人宝ものからすぐ近い場所、さらにその先には特別支援学校もあります。しかし、今日、来週で最後であることを告げ軽いご挨拶程度の話を店員さんたちとしていると、口を揃えて「障害のある方と働くのは初めて」とおっしゃいました。障害者雇用の実績がある店舗ですから、初めてではないにしても「こんなに長く」「こんなに身近で」働くのは初めてということだったのだと思います。一般の人にとって、それだけ「障害」のある方は、環境も気持ちも遠くに存在しているのです。
Sさんの成長を間近に見ていただいた、お店の方たちは口々に「一生懸命してくれている」「真面目に働いている」一回も休むことがなかったSさんに対してとても良い評価をくれます。
私は「ああ、これが一歩なんだな」と思うのです。
雇用にはならなくても、特別に話をしなくても、同じ時を過ごし仕事をすることが「理解」。もちろん、失敗も間違いも相互に葛藤もあった上でその場を共有したことの賛辞でした。
「いや、もう僕らの仲間なんで」
声が人一倍大きい若い男性の職員さんがSさんに対して言ってくださった言葉です。
暖かい言葉をいただき、感謝いっぱいになりながら障害や自閉症に対する「理解、啓発」について考えました。ここが第一歩。Sさんが起こした波が第一歩です。
毎年4月2日は国連の定めた『世界自閉症理解啓発デー』です。
それに伴い、社会福祉法人宝ものでは「自由」と「Mobility」をテーマに『ブルーウォーキング』を企画しています。障害やハンディがあっても、誰もが行きたい場所へ行ける
社会への実現に向けて啓発していく機会になればと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1710927873867-p1DqTEn8Bl.jpg?width=1200)
このブログで私たちは〈Free and Mobility〉について考え、発信していきます! ブログは教室に通っている保護者の方に書いて頂きました。 4/2〜4/7までの間に沢山のブログが投稿されます! ぜひチェックしてくださいね。
____________________________
『僕らは、自分の意思で歩いていく』
#世界自閉症啓発デー #TASUC#たすく
#ブルーウォーキング #モビリティ#Mobility#ノルディックウォーキング
#ウォーキング #子育て#発達障害#ASD#ADHD
#親の会 #家族会#理解啓発
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?