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国債の60年償還ルールって?

これまで財政政策は
緊縮(節約思考)になりすぎて、
しかもそれが正しいとされてしまっています。

日本の財政状況に対する
過剰な警戒感を煽っている1つの原因が、
国債の60年償還ルールが関係していると
言われています。

日本は発行した
国債は60年で現金償還しなければいけないという、
債務を減らす減債制度を明示してます。

国の2023年度の
一般会計の歳出においては、
過去の借金への対処である国債費が、
・利払い費
・償還ルールによる債務償還費
を含めて22%を占めており、
歳出(政府の支出)構造が決められやすく、
財政再建は急務であると言われています。

新たな歳出の
増加余地もないとすら
言われています。

ただ、
外国においては、
国債の発行による支出は、
民間の
・所得
・資産
の増加となることから、
景気過熱の抑制の必要がない限りは、
発行された国債は、
事実上として、
永遠に借り換えされていきます。

実際に、
財務省の報告においても、
外国には償還は
『国が黒字になった場合は償還』
と書いてありますが、
よほどのことがない限りは
国は黒字にならないため、
事実上、償還は考えていないと言えます。

そのため、
外国においては
政府の支出に返すための
債務償還費は計上されず、
利払い費のみとなっています。

日本における
60年償還ルールは、
世界から見ると異常な財政運営であると
されています。

一緒に学んでいきましょう!

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