見出し画像

景気循環って?

景気は
経済活動全般の動向を表しています。

世の中の様々な経済活動は、
いくつかの要因が
関連し合いながら波が起こります。

・好況で最も良い景気の時が景気の山
・不況で最も悪い景気の時が景気の谷

です。

景気の谷から次の景気の谷までを
1つの周期として、
景気は良い状態と悪い状態を繰り返し、
4つの局面に分類されます。

それが

・好況
・後退
・不況
・回復

で、これらが繰り返し表れることを景気循環、
変遷過程を景気の調整局面といいます。
 
好況のときは、
人々の購買意欲は増加するので、
モノが売れます。

その結果、
製品を作っている企業の業績が上がり、
勤めている従業員の賃金も上昇します。

生産を増やすため設備投資も活発になります。
 

しかし、生産を増やしすぎると、
いつかモノがあふれて売れなくなり、
物価も下がり始めます。

モノの値段が安くなっても、
モノが余っている状態は
すぐには解消されず、
企業は余剰在庫を抱えて業績は落ち、
雇用の抑制や賃金の削減が行われます。

この状態が不況です。

不況から回復期に向かうきっかけとしては、
たとえば、政府が行う様々な景気対策がありますが、
そこから消費が上向き、
新たな循環が起こっていきます。

本質的には、
総需要と供給の関係性が
どうなっているかに対して
複雑な要素が関連しているわけですね。

一緒に学んでいきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?