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ポジティブサイコロジーのThree good things @佐久島


人間はネガティブなことを覚える

人間である限り不安を感じるようなネガティブなことを覚えていて、よかったことはあまり覚えていない。これは、不確定なことに不安を覚えるような仕組みのある人間が結果的に生き残ってきたと考えられている。確かに楽観的過ぎると容易に事故にあったり、他の肉食生物に食べられてしまったりして生き残ることはできないかもしれない。だからと言ってネガティブな感情が多くなりすぎると精神的な障害をきたしやすいことがポジティブサイコロジーの最近の研究で明らかになってきた。

Three good things

そこで、だれでも簡単にポジティブな感情を増幅させるトレーニングとしてThree Good Thingsが開発された。よかったと思ったことを3つ書き出すことでプラスの感情を意識することになる。

佐久島に住んでいたら

①今日はいい天気でよかったなあ
遮るものが何もない佐久島では天気がいいだけでいいことだ。天気がよければなんでもできる。布団も干せるし、畑も耕せる。漁にいくのも波が低いほうが安全だ。

②今日は猫が元気そうでよかったなあ
佐久島では猫を飼っている人が多い。佐久ら猫プロジェクトといって地域猫活動も行われている。猫が病気にならずに元気にしているだけで元気がでる。

③野菜ができてよかったなあ
佐久島の生活は自給自足が基本。特に野菜を畑で育てて旬のものをたべることで健康でいられる。白菜や大根など冬の野菜で鍋やおでんをつくると最高においしい。

大事なのはポジティブとネガティブのバランス

こころが元気なひとはポジティブな感情が多い人だということが分かっている。ポジティブな感情が多いひとは実はネガティブな感情も多い。佐久島のように本土側の人間関係から隔絶された環境で、ポジティブな感情を涵養できることが、佐久島が多くの人を魅了し続ける要因なのかもしれない。

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