ばかのばか　いつかの読書ノート

ばかのばか

みんなと同じはみんなばかだった場合自分もばかになる
いわゆる思考停止の罠

弘法筆を選ばずというのは既得権益層の罠
精神論をふりかざしても無理なものは無理なわけで道具がいいほうが有利に決まっている
マシンガンにライフルで立ち向かうのと同じである

失敗を自分のせいにするばか
コンディションが毎回違うのにすべて自分のせいにして毎回失敗するばか
コンディションを同じにする努力がなければ失敗するに決まっている

倒れているものを起こすのはばか
人だったら骨が折れていたら痛い
ものだったら風が強かったりするのですぐに起こしてもまた倒れる可能性あり

善意のやさしさは実は冷たさ
思いやれる余裕をみせてモテたい男や母性をみせてモテたい女の自己満足

地頭力とは訓練の成果であり生まれつきあたまのいい子供はいない
才能という言い訳を信じたいのはばか

選択肢として悩むばか
できることはすべてやるのが普通

職業を選ぶことをさせる学校の先生はばか
学校の先生はすべての職業を知り尽くしているわけではないので彼らがひとの人生を決められるわけがない

自分のキャラクターを自分できめるのはばか
自分でキャラクターを作っている極端な例はゴスロリ系であるがまじめキャラやきれいキャラやしゃべるキャラなどなど自分のキャラを自分で意識して作るのはばか
性格を作る必要はない
そもそも今すでに自分のキャラにあった居場所をみつけているはずである

こうありたい自分らしい写真をインスタにアップしてみれば分かる
誰もあなたのことなんて見ていないしだれもあなたのしあわせに付き合ってられないからだれもいいねしない

自分がすべてで他人があとのスケジュールをたてないと自分の予定が立たなくなる
自分勝手では逆にだれも相手にしてくれなくなる
逆にだれも相手にしてくれないと自分の時間をたくさんつくれる
バランス感覚というあいまいな表現は無駄
結局自分がかわいいのでバランスなんてとれない
はじめから自分のこと以外考える必要はない
なぜなら思いやりは偽善なのだから

いぬも歩けば棒に当たるというのはつまり宝くじは買わなければ当たらないという意味である
たくさん失敗をしても一回あたればノーベル賞
動き続けることでなにかに当たる
個性を探すなんでむだな話で動いていると自然を自分の好きなことしかしなくなるので個性になる
個性を探して旅行しているひとがいたならそれは個性から遠ざかっている
個性を探す個性とは自分のことであり自分探しをしても今の自分がすべてなのだから探して解決する問題ではない

シンプルライフをめざして断捨離しすぎると必要なものがなくなる
ひとつひとつのものを使い切っていくなかでできるだけものを買わないようにすることがシンプルライフへの近道である
どうしてもいらないものはメルカリで売ったほうが捨てるよりいい

プライドは無駄であり、昔をどれだけ振り返っても新しい理想の自分はみつからない

正義とか善行とかだれもが認めるものをみつけたくてもそんなものはない
行動して動き続けてやっとみえてくるものがたまたま他人の役にたつことがある

たくさんチャレンジでも極めるものは一つは必要
屋台のやきそばはまずいけどその屋台にしかないので買う人がたまにいる
専門店のやきそばは自分でつくれないからみんな食べに来る
隅の方でこそこそしているかど真ん中で堂々としているかは極められているかによってかわる

つづく