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世界を獲れるポテンシャルをリアルで

 今年はミュージカル『クリスマスキャロル』をやらないことにした。
 いろいろと想いはあるけど、稽古場でずっとマスクして一緒に食事会や飲み会とかも行けずに定期的にコロナ検査をし、劇場に入るまでお互いの顔をよく知らずに公演をするとか、なんかディストピア感だし、そもそものコンセプトである「食事とお酒を楽しみながら観てもらう」が今年は成立しそうにない。「食事の時以外マスクしていてくださいね」とか私は言いたくない。

 本当であればもうすぐ公演が始まるはずだった東京鶯谷にある『東京キネマ倶楽部』を訪れたのは、西野亮廣演出作品『えんとつ町のプペル』の観劇のためだ。
 二週間ほど前に福岡でトークイベントをした西野くんと私は、その後旧知の居酒屋にいた。すると西野くん、なんと最終便で東京に帰るのだという。「どうして?」と尋ねえるとミュージカルの演出でパツパツなのだという。そりゃ大変だ。
 というか、本当にガッツリ演出に入っているのか。それは観ないとだ。その場で席を無理矢理空けてもらった。

 映画版もそうだったけど、結局自分で監督やらないと思ったような完成度のものは撮影できないと確信したのだという。
 ミュージカル版も実は過去に2作品ほど上演されていたし、そのうちの一つは元共演者が出ていたこともあり観に行ったりもした。
 でも、今回の舞台は本来ブロードウェイで上演するはずだった作品の日本先行公開。スコップ役の藤森慎吾は映画版からの連続出演。すでに観劇した人たちの感想を聞いていると驚異の歌唱力だという。期待が高まる。

 ネタバレにならないように書く。
 最高だった。
 この作品は時間がかかるかもしれないけど確実に世界を獲るポテンシャルがある。
 私もまあまあ舞台やミュージカルを観劇している方だと思うが過去最高に泣いた。感動した。それは間違いない。
 なんか、配信用に客を入れずにクレーンカメラとか入れて本格映像撮ったものもあるみたいだが、もったいない。なんとしてでもこの伝説の始まりをリアルな現場で観るべきだ。

 まだVIPチケットだけ残っている! チャンスだ!

▼【11/24(水) 10名限定】ミュージカル『えんとつ町のプペル』VIPチケット(19時開演)
https://nishinoinc.thebase.in/items/55615747

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