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星野源の喜劇を聴いた。【レポ】

4/8 星野源配信シングル【喜劇】がリリースされた。この曲はテレビアニメ【SPY ×FAMILY】のエンディングテーマとして書き下ろされた曲。アニメは4/9からなので先行配信となった。その前にアニメの映像と共に曲は公開されていたが、全曲聴けるのはこれが初めてだったからとても楽しみにしていた。

因みに私は配信はAppleのサブスクを年間契約していていろんな音楽を聴く。サブスクだと音楽の幅が広がって普段は聴かないような曲も心にスッと入ってくるので活用してる。ちょっと聴きたい曲とかも配信されていればほぼほぼ聴けるのでサブスクを重宝している。

朝起きて早速ライブラリに源さんの喜劇を追加して聴いた。

いつも源さんの新曲が出て最初の1回目は何も考えずに聴く。その次に歌詞が載っているので歌詞を見ながら聞く。歌詞は源さんのHPやTwitterで公開されているから見てほしいのだが、源さんの紡ぐ歌詞を見ていると不思議と昔の自分を思い出したり、遠い未来を思い浮かべたり、言葉だけでいろんな所へトリップできる。ていのいい麻薬成分が入っているというか(そんなことを言ったら語弊があるのだが)それが音楽と合わさって化学反応を起こしてトランスして心の中をクリティカルヒットされながらこじ開けられる。田起こしされる田んぼになる←おんがくこうろんの見過ぎ。つまりは心の中リセットされて頭の中1回空っぽになってビシー状態で曲が聴ける。

ずっとずっと聴いていたくなる。リピートしているといつの間にか時間が経っている。源さんの曲はリリースされて最初の1回、ファーストインプレッションは私を心からワクワクさせてくれる。なんなら毎回新鮮に泣く。曲を聴き終わると自然と涙がこみあげてくる。これは頭の中リセットされて1回元に戻ろうかって源さんが手を差し伸べてくれるようで毎回同じ現象が起こる。私はこの時ばかりはガッキーになっているのかもしれない(違いますww)

考察:※私の主観がだいぶ入ります。

歌詞を見るとSPY×FAMILYにインスパイアされて作った(とは思うが)この歌詞は源さんの過去の自分を書いたんじゃないかって。

劣ってると言われ育った
このいかれた星で
普通の振りをして気づいた
誰が決めつけた
私の光はただ此処にあった

あの日ほどけた
淡い呪いに
心からのサヨナラを
【喜劇】歌詞より引用。


この一節はアニメの物語にリンクしていると思いきや、同時に源さんの過去もリンクしてそして私の過去にもリンクしてこの歌詞を見た時とても腑に落ちている。源さんの歌詞には悲劇も喜劇にできるパワーがある。どこかから光があってその光に抜けていく。ここの歌詞が私の【喜劇】で一番好きな歌詞であり一番共感を受けた場所。源さんもいじめられた過去があると話していたが過去の苦い自分にさよならをして新しい光に向かって進んでいく源さんの最近の気持ちを表しているのかもしれない。私の光はただ此処にあった~サヨナラをという言葉がとても心に刺さる。私の過去こんな経験をしたからかもしれない。

先日の源ですツイートによると・・・
※源ですツイートとは普段はスタッフさんが宣伝の為につぶやいている源さんの公式アカウントに本人が降臨するとき「源です」ってつけるからかなりレアツイートとなる。(本人が降臨するのは大体曲の発売日前後とかとか。)

様々な思いは詞に詰め込んで、伝えたい間隔や音はトラックに閉じ込めました。じっくり聴いていただけたら幸いです。
星野源公式Twitter「源です」ツイートより

と、源さんご本人もつぶやいたように思いがたくさん詰まった詞と音を聴いていると心地よさ半端ないし昔の私のダメだった時のオンパレードを思い出して毎日切なくなるし、そんな気持ちを思い出させてくれるセンチメンタルでポップな曲調の【喜劇】毎日聴かずにはいられない。そんな1曲。アニメも見たがアニメともリンクする感じでとても感慨深いのでぜひ聴いてみてほしい。

喜劇は悲劇を乗り越えた源さんの飾らない1曲だ。

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