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お好み焼き

いわきのおやぢ という通称の友人の父親は趣味で野菜を作っている。その時によって違うのだが、今回頂いたのはでかいキャベツ2個と大根。

そう、時々持ってきて頂く関係なのだ。植田の 東や (魚が安くて美味しい所)との太いパイプもありありがたい人。

なにしろ当日か前日の夕方とれたのをくれるので新鮮だ・・・時々形が悪いものもあるけれども、八百屋で売るわけではないので美味しければそれでいい。

しかし、大2個のキャベツは頑張って食べないと減っていかないし、劣化もしてくるのでなるべく早く食べたい。

頂いた日は餃子を作り・・。

次の日の昼はソース焼きそばに・・

そして今日の昼にはお好み焼き。広島へ出張していた時はよく食べたものだが、広島風を自分で作るのは困難が伴う(難しいということね・不可能ではないだろうけど)・・・ じゃ、どこ風なら作れるんだと聞かれると困るが、自分風のを作ってみよう。


キャベツはこれぐらいにざっくり。芯の部分は少し細かく切って、油をいれないで炒める。この時少量の塩で下味をつける。この下味というのは実は重要で出来上がりに大きく違いが出る。7-8割位火が入ったら別に取り分ける。

キャベツを切る前に、薄い豚ロース肉を広げて片面にやはり下味の塩を振っておく。キャベツに火が通ってフライパンが空いたら、大さじ1位の油を敷いてロース肉を広げて並べる。塩を降った面が上でも下でも構わないが、私なら上向きにするかな・・・ あ、かき回してはダメね。

市販のお好み焼きの粉を溶いておく。なければたこ焼き用でもいいし小麦粉だけでもいいが、旨味が含まれてるので専門の粉だと美味しいと感じる。
間に合うようであれば肉を焼き始めてから粉を溶いてもいいけれど間に合わない自信がある場合は先にやる。水の分量は作り方を信用しないで目分量でいい硬さにしておく。火加減は弱火から中火で・・

肉に色がついてきたら、量の半分を肉の上から流し入れる。そこにキャベツを乗せて蓋をして数分、肉が焦げないレベルまで火を入れる。

残りの材料に卵を1個入れて、軽くかき回して生焼けのキャベツが見えている面にかける。更に蓋をして数分焼く。卵はなくてもいいのだが、あると美味しそうじゃない・・だから片面は卵入り。お店で焼いたもののように上から卵を乗せてグチュグチュにすると、卵の味が更に目立っていいかもしれない。

その頃には粉もほぼ固まってくるだろうからひっくり返す・・・・のだが、フライパン返しでは切れてしまって不可能なので鍋の蓋か、直径よりも大きいまな板かそのような板にスライドして乗せてから、空のフライパンをかぶせて一気にひっくり返す。そうすれば、まぁそれなりに切れないでひっくり返る。うちのフライパンは内径28cmだった。

いい色に焼けていたらまぁ成功。焦げすぎていたり焼けてなかったら失敗だ・・・ 焼いた面にソースを広げて再度ひっくり返す。もう固まってるので、先程の方法でひっくり返してもいいし、一気に勢いでやってもいい。

上面にまたソースを塗って完成。この頃には、キャベツにも火が通っているし、肉はいい具合に焦げているし、粉は固まっている。

適当に切って、ソースつけてもいいしマヨネーズつけてもいいし、あれば青のりかけてもいい・・・紅生姜でも・・・

肉の面はこんな風


安易な割に大変美味しい!!!!!

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