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キャリアコンサルティングの領域拡張のための学び -経済産業動向をプロに学ぶ- #282

キャリアコンサルティングのプロとしての継続的な学びの一環として、カウンセリング、コーチング技術の向上、スーパーバイジング(面談事例のケース検討)、各種理論動向の調査を基本として行っています。

どの分野の仕事にも基本の継続的な習得が必要ですが、それだけではプロとしての差別化が難しいので、個人のプラスアルファの領域の探求が大切だと思っています。

キャリアコンサルティングの専門技能に加えて、①社会経済動向・企業分析による外的キャリア理解(投資家視点)、②心身の身体開発の視点(メンタルヘルス、健康、ライフキャリアイベント変化)、③遊び心をくすぐる能力開発研修(レゴシリアスプレイ、アウトドアアクティビティ)などの領域が独自の掛け算する領域となっています。

今日は社会経済動向と企業分析のために、継続的に参加している投資ファンドのセミナーを活用した学びからの気づきを紹介したいと思います。


社会経済動向をプロから学ぶ ひふみアカデミー

今年の4月から始まった新NISA制度が普及し、資産運用への注目が集まっています。個人的には資産形成も大切ですが、投資をすることで、経済への理解が深まること、企業経営の論理をジブン株式会社の経営に生かせること、つまり世界の見え方、視点が豊かになることが、ビジネスパーソンにとって意味があると思います。

そのためには、自分で本を読んで基本を学ぶとともに、プロから習う視点を組み合わせていくことで、本業に生かせる視点を学ぶことができます。

具体的には、少額で良いので信頼できるアクティブファンドの投資信託に積立投資し、定期的にファンドマネージャーからの運用報告を聴いて学ぶことが効果的です。

実際に自分のお金を投下しているので、真剣に理解を深めようと思うため、学びが深まります。実際に私自身、習慣として毎月3つのセミナーを定期学習しており、どちらもプロのファンドマネージャーの思考プロセスがとても学びになります。すべてオンラインで参加できますし、リアルタイムではなくとも、後日アーカイブ動画でも学ぶことができ、多忙な日々でも続けることができます。

今月も投資先ファンド「ひふみシリーズ」の月次セミナーとレポートからの学びがとても有益でした。社会現象から連想ゲームで視野を広げていくこと、思わぬ視点から未知の企業と出会えること、学び続けるプロから刺激を得ることの3点から学びをまとめたいと思います。

ファンドマネージャーは徹頭徹尾、社会の動きと未来を見据えて、事業を分析しているため、彼らの視点をキャリアコンサルティングに取り込むことは領域を超えて有益です。

レオスキャピタルワークスの投資信託「ひふみシリーズ」の6月セミナーは、以下のYouTubeでアーカイブが観れます。

こういうクオリティのものが無料で観られるので、大人の学び直しにお金がかからない本当に素晴らしい環境だなと思います。

成長企業の分析視点 生成AIを多角的に分析する

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