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【記事まとめ】プロアクティブ行動、組織社会化、組織適応

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プロアクティブ行動、組織社会化、組織適応、関連のnoteをまとめてみました。
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#組織社会化

【論文レビュー】組織社会化と社会化エージェント:福本 (2023)

新しく組織に参画した社員が組織に馴染むというような意味合いの組織社会化は、組織が公的な施…

【論文レビュー】異動による組織再社会化はどのように捉えられるのか?:町支(2022)

本論文では、教員にとっての異動に伴う組織再社会化についてレビューされています。とはいえ、…

【論文レビュー】組織社会化研究の2つのパラダイムとは何か?:福本 (2015)

本論文は、福本俊樹先生(同志社大)が博士課程在籍時にワーキングペーパーとして出されたもの…

【論文レビュー】リアリティ・ショックはどのように生じてどのような影響を及ぼすのか…

新しく組織に参入するとき、私たちは何らかの認識にギャップやズレを感じます。こうしたものを…

【論文レビュー】組織社会化の成果は短期と長期で分けて考えるべし!:Bauer & Erdoga…

今回取り上げるのは、立教LDCの同窓生である落合央さんから教えていただいた論文です。落合さ…

【読書メモ】リアリティ・ショックとは何か?:『若年就業者の組織適応』(尾形真実哉…

尾形先生の『若年就業者の組織適応』の第3章ではリアリティ・ショックが扱われています。リア…

【読書メモ】ポジティブ・サプライズとは何か?:『若年就業者の組織適応』(尾形真実哉著)

新しい組織に入るときにリアリティ・ショックという想定外の悪い印象で組織への適応が遅れる事象がよく起こります。新卒で入社した際の経験や転職経験を思い起こしていただければなんとなく想起できるのではないでしょうか。このリアリティ・ショックは一般的にも使われる言葉ですが、その反対に、入社前に期待していた内容が入社後の現実に直面して良い意味で裏切られることもあります。この現象を著者はポジティブ・サプライズと名付けています。 組織参入と驚き著者は、私たちが新しい組織に参入した後に経験す

【論文レビュー】組織からの組織社会化の働きかけによって個人は何を学ぶのか?:小川…

小川先生の博論の一本目の研究は量的調査です。組織社会化戦術が、個人のどのような学習を促し…

【論文レビュー】組織個人化とは何か?:小川(2006)

第1章で組織社会化についてのレビューを行った著者は、組織による組織社会化(組織社会化戦術…

【論文レビュー】個人からの働きかけによる組織社会化の先行研究:小川(2006)

組織社会化の当初の研究は組織からのアプローチに関するものが多かったのですが、90年代から個…

【論文レビュー】新入社員の組織社会化を促す上司・先輩・同僚の役割に関する先行研究…

社員が新しい職場に入った後、その組織社会化を促す主体を組織社会化エージェントと言います。…

【論文レビュー】組織社会化戦術の先行研究:小川(2006)

組織社会化戦術とは「役割から役割への移行における個人の経験が、その組織の他者によって構造…

【読書メモ】コロナ禍で組織社会化はどのように変わったのか?:『これからのキャリア…

本書の第二章は、シャインによる組織社会化の講義と質疑応答に関する内容です。このセッション…

【論文レビュー】組織社会化を内容で捉えた研究群の先行研究:小川(2006)

先日は小川先生の博論から、組織社会化をプロセスで捉えた先行研究についてみました。改めて文字にしてみると、マニアックなことをしてますね、私。さらにマニアックに行きますと、組織社会化研究の先行研究では、プロセスで捉えるものと内容で捉えるものとがあり、今回は後者である内容理論についてまとめてみます。 過程理論と内容理論プロセスに着目した過程理論は、新しい組織に入った個人がどのように学び変化するのかに焦点を置いてきたもので、コンセプチュアルな研究ばかりで実証研究が乏しいという評価が