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2022年桜を見る会

かつての職場で出会った人(相手はその時、学生バイトだった)と上野公園の桜を見る会を初めて開催してから今年でちょうど20年目となった。

2003年春は自分がその職場を去って次の仕事が決まらない時期だったし、彼はその職場にバイトとして残ったものの学生ではなくなりフリーター(死語かな?)になったので、お互い時間に余裕があることから、ちょうど花見の時期だし、彼のその時バイトしていた職場と自分の自宅の中間で花見の名所である上野に行こうとなったのがきっかけだった。まぁ、彼も自分もオタクだから、秋葉原に近い上野を選んだ=花見の前後に秋葉原に寄れるというのもあったとは思うが。

この花見って、リアルな花見なんだよね。飲食せずに園内を数十分ぐるっと歩くだけだし、露店で何かを買うわけでもないから、本当にまじめな桜を見る会って言っていいものなんだよね。

それ以来、ほぼ毎年、この桜を見る会は開催されている。自分の仕事のスケジュールとか天候の都合で断念した年もあったし、勿論、コロナ禍に入って、上野公園の立ち入りが制限された2020年は実施されなかったけれど、まぁ、毎年恒例の行事と言っていいと思う。

ちなみに今、手元に残っている写真は2013年のものが一番古い。
この頃の混み方はかなりすごかったな。

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基本、この会が実施されるのは土曜日の昼だけれど、2014年のように夕方になることもあった。まぁ、初回は平日だし、日曜日に行ったこともあるけれどね。基本は相手から、“そろそろですかね?”みたいなメールが来て、それに対して、自分のスケジュールに合わせて、“○曜日の○時頃ですかね〜”と返事する感じで日程は決まっているけれど、双方のスケジュール調整が一番しやすいのは土曜日だし、コロナ前だと夕方以降は酒盛りしているのが多いので近寄りたくないしという感じでだいたい土曜日の13時から15時の間になることが多いんだよね。

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今、改めて過去の写真を見てみると、下の2015年の時もそうだけれど、ただ、園内を歩くだけの花見をしている人って結構多いことに気付く。

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2016年になってもその傾向は続いている。やっぱり、若者を中心に酒離れが進んでいるんだろうね。

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写真を見ると、2017年辺りから混み方が緩和しているような気もする。飲まないだけではなく、酔っ払いが多い所へも行きたくないという人が増えたのかな?

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2018年にはその傾向はさらに高まっているようにも見える。公園側も、酒盛りする人に色々と条件を付けるようになってきていたしね。

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そういえばコロナ前って、花見の名所以外でも桜系のイベントって多かったな。これはコレド室町のイベントだけれど。

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2019年辺りになると、SNS映えではないが、酒盛りではなく撮影が目当ての人が主流になっているのを感じる。まぁ、残っている写真を見て、適当に当時の雰囲気を語っているだけなんですけれどね。

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コロナ禍に入った2020年は事実上の花見禁止状態になっていたが、それでも、一般人が立ち入りできる区域で宴会的なことをしている輩はいたんだよね。

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去年は2年ぶりの恒例行事復活となったが、100%の通常モードに戻ったわけではなかった。まぁ、園内を歩きながら見るだけ、いわゆる、ながら見の自分たちは元々これがスタンダードだから、そんなに影響はないんだけれどね。

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そして今年…。

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明らかに人出が増えている。マスクしていることを除けば、人々の行動様式は完全にコロナ前に戻っているって感じかな。

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園内で宴席をもうけることは禁止されているとはいえ、明らかに酒を飲んでいる連中もいるしね。立ち飲みしているのがいる。
あと、ずる賢い奴だとベビーカーを持ち込んで飲食しているのもいる。ベビーカーを運んでいる人を批判する=老害というイメージが強くなり、批判できなくなったのをうまく利用しているよね。

それから、すっかり露店は横並びで600円というのが定着している。
そんなに大した味でもないし、衛生面でも微妙なのにね。というか、公園の敷地を出て近隣のコンビニで買えば、300円とか400円とかで買えるものが600円だからね。

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まぁ、これはテキ屋(≒反社会的集団≒ヤクザ)を排除した“弊害”だよね。
テキ屋はまともに収支報告をしていないし、店員も組員とか親族といった身内がやっているけれど、テキ屋でない露店はきちんと収支報告をしなければならないし、バイトなりなんなりを雇わなくてはならないから人件費も発生するしね。そりゃ、価格も上がるよね。

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ところで、この花見イベントの後には歩いて秋葉原まで行くことも恒例となっている。今回はそのアキバで赤松健が演説している姿を見かけてしまった。そして、この花見の相方はすっかり、赤松健に投票する気まんまんでいるようだ。今まで選挙になんてほとんど行ったことがないとか言っていたのにね。

本当、ネトウヨと親和性の高いアニオタって簡単に騙されやすい無知な人種なんだなというのを改めて実感した。赤松健とか山田太郎のような一部が“表現の自由ガー”とか騒いだって、自民党の爺さんどもは本音ではオタクを見下しているんだから変わるわけないのにね。

そもそも、“表現の自由ガー”と主張している連中の表現の自由って、エロ、グロ、差別的表現だからね。

そんなの世界的な流れからしたら規制されるのは仕方ないんだよ。

ましてや、自民はクールジャパンだなんだと言って、海外で稼ごうとしているんだから、“お客様”の嫌う表現があれば、どちらかといえば、喜んで“お客様”のお望み通りに規制することになるのでは?金儲けが第一なんだからね。

そんなことも分からず、赤松健や山田太郎がいれば、世の中が変わる、自民党が変わると思っている人間はお花畑もいいところだ。

ちなみに、自分はエロもグロも好きだが、それでも、公共機関のキャンペーンなど公の場で多くの人の目にふれる場所でのエロやグロの露出は控えるべきだと思う。だから、ネトウヨにはパヨク扱いされ、パヨクにはネトウヨ扱いされてしまうが。

ちなみに自宅隣の公園の今年の桜はこんな感じ。ピークはこの写真を撮った火曜日たりなのかな。

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土曜日にはもう葉桜状態になりつつあるし…。
ちなみにこの公園、ちょっと前まではもう少し見応えがあったんだけれど、区が枝をバッサリと切り落としたりしたせいで、ちょっと物足りなくなってしまった。

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5年くらい前からこの公園をガラの悪いガキ連中が占拠するようになった。おそらく、地方出身の新興住民の親から生まれた子どもたちだと思うが、こいつら、滑り台の上からとか、木登りしたりとかで、周囲の枝を折って、そこら辺に投げ捨てるようになったから、危ないし、景観的にもよろしくないしということで、バッサリと剪定されてしまったんだよね…。

公園で子どもがボール遊びをしたり走り回ったり叫んだりするのを批判すると、“子ども嫌いの老害だから子どものやることが気にいらないんだ”とか“子どもがいないから子どもや子育てする親のことが分からないんだ”とかほざく連中が多く、マスコミや政治家もそれに同調し、子どもや子育て批判ができなくなって久しい。

でも、都市部の公園というのは、ボール遊びをするところでも走り回るところでも叫ぶところでもないんだよ!
あんたらは田舎者だから知らないだろうけれど、都市部の公園はそういうスペースではないんだよ。
でも、フェミにしろ、マスコミにしろ、政治家にしろ、田舎者ばかりだから、公園はそういう場所だと思いこんでいるんだよね。
誰もいない田舎の広場と、住宅街にある公園を一緒にするな!

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