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人と仕事

有村架純というのは本当に出演作品の多い女優だと思う。
彼女より年齢は年下だけれど、ブレイクした時期が近い土屋太鳳や広瀬すずと比べてもかなり多いと思う(この2人も多いけれどね)。

2013年の朝ドラ「あまちゃん」で注目されたものの、その後、テレビドラマにしろ、映画にしろ、しばらくは、人気を決定づけるような作品には恵まれてはいなかったと思う。
2014年に声優として出演した「思い出のマーニー」はあくまでもジブリ作品として話題になったに過ぎないと思うしね。

そんな彼女がブレイクしたのは「ストロボ・エッジ」、「ビリギャル」の出演映画2本がヒットした2015年と言っていいのではないだろうか。

“映画女優”としてはその後、声の出演作品やテレビドラマの総集編映画も含めてではあるが、

2016年 4作品
2017年 4作品
2018年 2作品
2019年 4作品

と非常にハイペースで出演作品が公開されている。
※2020年はコロナの影響か、出演映画の公開はないが、出演した短編映画2本が配信で公開。

しかも、これと並行して、テレビドラマにもコンスタントに出演している。
2016年以降のテレビドラマ出演作品でゲスト出演を除いた作品を見てみると、

2016年 連ドラ1本
2017年 朝ドラ1本
2018年 連ドラ1本
2019年 連ドラ1本、短期集中放送の朝ドラ続編
2020年 連ドラ2本、単発ドラマ1本

と、これまたハイペースだ。しかも、全て主演かヒロイン役だからね。

そして、今年は映画が本作を含めて6本!
テレビが放送予定のものを含めた連ドラ2本!

さらに、7年ぶりとなる舞台にも出演している。

本当、出演作品が多い。

映画に関していえば、驚異的な6本という作品のうち、「バイプレイヤーズ」はゲスト出演的な扱いだし、「るろうに剣心 最終章」は2本で1本のようなものだし、「太陽の子」はテレビの単発ドラマの別バージョンだし、本作はドキュメンタリーだ。
だから、純粋に単独の映画として語れるのは「花束みたいな恋をした」だけなんて意地悪な見方もできなくはない。

でも、今年の現時点での実写邦画映画のヒット作を見てみると、トップ5のうち3本が有村架純出演作品なんだよね。
※2位が「るろ剣 最終章」の前編、3位が「はな恋」、5位が「るろ剣 最終章」の後編

なので、好き嫌いは関係なく、実際にその作品を見る見ないはさておき、映画好きなら彼女の動向をチェックしなくてはいけないのが現状ではないだろうか。

ちなみに私は2015年以降の彼女の出演映画は声のみの出演作品やドキュメンタリー、テレビドラマの再編集ものを含めて全て見ている。
去年の配信短編映画2本も見た。
ドラマに関しては、2016年以降の作品で現時点で放送済みのものは2本見逃してはいるが、他の女優に比べれば、見ている率はかなり高いと思う。
しかも、今年の出演舞台も見た。

多分、ファンなんだと思う。

まぁ、大相撲の明生との交際のウワサを全面否定したのは正直言って、印象が悪かったし、これを機にファンをやめようかなと思ったりもしたけれどね。

あの否定の仕方は明生みたいな小物とウワサにされるのは迷惑。しかも、相手がこっちに気があるようなことを言っているのも不快。そんなことは最低でも大関になってから言えよなって感じの上から目線で、本当、彼女のイメージを低下させてしまったと思う。何しろ、彼女のウリは多くの出演作品で演じたキャラ同様、親近感だからね。

それはさておき、有村架純出演映画って、全てが東宝とかワーナーあたりが配給する大規模公開作品ではないんだよね。
しかも、ミニシアターとかイオンシネマあたりでひっそりと公開される作品も結構ある。
本作もドキュメンタリーということもあって小規模公開だしね。実際、足を運んだ劇場はガラガラだった。

ドラマだって、NHKやフジテレビあたりの大衆向けの作品のみならず、WOWOW放送の「有村架純の撮休」のようにメタな内容のマニア向け作品だってある。
つまり、出演作品的には有村架純=親近感のある近所のお姉ちゃんでは決してないんだよね。だから、パヨクが絶賛する映画会社スターサンズの作品である本作にも起用されたんだろうけれどね。

作品自体について語っておこう。

本作はコロナ禍の中、エッセンシャルワーカーと呼ばれる仕事に従事する人々を有村架純と志尊淳がインタビュー取材したドキュメンタリーだ。
元々は、保育士に関する映画を本作の制作チームで作ろうと企画していたが、コロナの影響で流れたことから、そのチームで言い方は悪いが、気軽に作れる同じテーマの作品を作ろうとなったということらしい。

でも、実際に見てみると、所詮はスケジュールがあいてしまった主演2人に、違約金的なものを払う余裕もないし、かといって、空いたスケジュールでかわりに撮れるものというと、こういうものしかないしみたいな感じで作られた作品って感じだった。

まず、有村架純と志尊淳もそうだけれど、登場する人物のほとんどがウレタンマスクだし、ノーマスクで出てくる人もいるし、マスクしていても鼻出しや顎かけも多いしって感じで、正直言って、全然、共感できなかった。
こんな人たちに、コロナ禍になって仕事が減ったとか、仕事が大変になったとか言われても全く同情できないよね。

結局、映画・芸能関係者にしろ、エッセンシャルワーカーと呼ばれる人にしろ、自分勝手な人が多いんだろうね。

看護学校生なのに、真夜中にノーマスクで遊んでいる奴なんて“○ね!”としか思えなかったし、ウレタンマスクで子どもと接している保育士に関しても同じような感情を持った。
老人介護施設でインタビューを受けている職員も施設内でインタビューを受けているのにノーマスクだし、本当、何考えてんだこいつらって感じだった。
有村架純がバスケ選手にインタビューする場面なんて、2人ともノーマスクだし、結局、あんたら、自分の顔を売りたいだけじゃんとしか思えなかった。

それから、コロナ禍なのにノーマスクで外を歩いているホスト経営者が“自分たちは差別されている”とかほざいていたが、そんなことをしているから世間から冷たい目で見られるんだよって言いたい。

それに、客からコロナ感染を告白された風俗嬢が出てくるけれど、“は?”って感じだ。その時点では、あんたは被害者だったかもしれないが、その後、別の客のところへ行っているのだから、それって、あんたも、そのコロナに感染していた客と同様、下手すると、それより悪質だよね。

あと、空き缶回収者という職業にされているホームレスが出てくるが、連中のやっていることは犯罪だぞ!資源ゴミというのはリサイクルされて自治体の収入になったりしているんだよ。
つまり、集積所や各家庭などから空き缶などの資源ゴミを勝手に持ち去ることは、自治体の金品を奪うことと同じなんだよ。だから、あんな連中に対する同情というのは、ほんのこれっぽっちも必要ないんだよ!

上級国民のパヨク連中は、自分でゴミ捨てをしたことがないから、そういうことを知らないんだろうけれどね。

というか、ホストや風俗嬢、資源ゴミ泥棒はエッセンシャルワーカーじゃないだろ!
結局、言いたいのは、自分たち映画・芸能関係者が不要不急扱いされていることが気にいらないだけなんだろ?だから、似た立場のホストや風俗嬢、資源ゴミ泥棒に肩入れしているだけだろ!

日本の映画・芸能関係者のコロナ対策なんて、全然なっていないよね?
いまだに、クソ使えないアプリのCOCOAのダウンロードを来場者に義務付けているコンサートなどがたくさんあるが、バカじゃないのかとしか思えないしね。

そして、本作を見て、やっぱり、パヨクって頭悪いよねって思った。なんだよ、AM02:00って表記。
いまだに、そんな表記をしているから、日本のエンタメは世界から遅れに遅れているんだよ。
パヨクに限らず、日本の映画・芸能関係者って、仕事以外の知識や一般常識がないのが多すぎる!
だから、コロナ禍になって何もできなくなってしまうんだろうね。しかも、それを自分の無知のせいだと悟るのではなく、一般人とか政治家のせいにするんだからタチが悪い。

ところで、後半が単なる有村架純と志尊淳のプロモーションビデオになっていたのはなんだったんだ?

結局、コロナ禍になって、映画・芸能関係の仕事が思うようにできないことに文句を言いたいだけの作品なんでしょ、コレって?

まぁ、児相・擁護施設パートだけは良かったかな。尺もそこそこ取られていたしね。
スターサンズ作品を何度か手掛けている藤井道人監督作品の「デイアンドナイト」をちょっと思い出した。
ぶっちゃけ、このパートだけで作品にした方が良かったのでは?
まぁ、そうすると、元々の保育士映画企画とは離れてしまうし、それどころか、有村架純も志尊淳もいなくて問題なしになってしまうが。

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