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『界 別府 に泊まる ドラマティック船旅湯治プラン』番外編 うみたまご

「さんふらわあ」で大分港へ到着したのが朝早い時間だったため、チェックインまでどのように過ごそうか?と調べてみたら、水族館があることが分かった。
大分マリーンパレス水族館、通称「うみたまご」
お猿さんで有名な高崎山の真向かいにあり、別府大分毎日マラソンのスタート地点としても有名で、別府のタクシー運転手さんは頼んでもいないのに、「別府マラソンのスタート地点なんだよ」と教えてくれる。

なんか私ら2人、よう似てる~

うみたまごは「動物たちと"なかよくなる"水族館」というのがコンセプト。
「あそびーち」と名付けられた人工の砂浜が水族館の中につくられていて、
イルカやペンギンと触れ合うことができたり、海獣を間近に見られたりする。そりゃ触れ合わなあかん!

立ち泳ぎで出迎えてくれたアゴヒゲアザラシ。こちらが観察されているような気分。

入館してすぐに現れるのが、ホールのような広い空間にある横長の大水槽。
水の透明度が高くて非常に綺麗だ。
別府湾に暮らすたくさんの魚が泳いでいて、この魚たちへのエサやりの様子を解説付きで見学できる。
ちょうど地元の小学1年生たちが遠足で訪れていた。ホールには1年生がぎっしり。その後ろのベンチに我々も座って、ショーの開始を待つ。

すると、担任の先生が「はい!1年生たち、もうすぐショーが始まるので静かに待ちますよ~!良いですね!?」
1年生は「1年生」と呼ばれるのが好きだ。「はーい!」と元気にお返事したものの、3秒後にはもう喋り始める。
そりゃそうだ。だって1年生だもの。
「はい!1年生、喋らないよー!」その後、先生から名言が飛び出した。「お話ししないと言うことは、声を出さないということです!」
小泉進次郎か。

鯛や平目の舞い踊り~

ショーでは、実際にエサをやる様子を見せてくれる。
小さな魚だけに効率よくエサを与えるにはどうすれば良いか?
正解は、かごに入れて下ろす(写真の左上)。
エサのアミエビは凍っているので、ちょっとずつカゴの外へ溶け出して行く。こうすることで、大きな魚にエサを横取りされることなく小さな魚がゆっくり食事ができるように工夫されているのだ。

では、海藻を食べる魚には何を食べさせるのだろう?
驚くべきことにレタス!
魚たちはレタスが大好きみたい。小松菜やチンゲンサイも試したけど、
最も美味しそうに食べたのがレタスだったそうだ。
あと、余談だがこの水槽にはエイがたくんいる。エイは裏から見ると笑っているように見えて大変可愛い。

笑てはる~

そして、いざ「あそびーち」へ。
靴と靴下を脱いで人工の砂浜でイルカを触るはずが…残念ながらメンテナンス中。

ケージにペンギンが2羽いて可愛かったのだが「ぼくたち噛みます」と注意書きが。慌てて手を引っ込める。
気を取り直してナマケモノがいる温室へ。

おお!ナマケモノ!しかし…ぶら下がってるだけ。
そりゃそうだ。だってナマケモノだもの。

思っていたふれあいができなかったので、
妻もさぞかし残念だろうと「あんまり触れ合えなかったね。」と話しかけたら「いいのいいのー。私動物苦手やから~!」

動物苦手やったんや…。


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