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【読書録】神・時間術

本日は、精神科医の樺沢紫苑氏による書籍『神・時間術』をご紹介いたします。合わせて購入背景から得た学び、そして実行するTODOまで記載致します。ご購入の際に参考になれば幸いです。

はじめに『作業が遅い、効率が悪いのが悩み』

私は作業が遅く、効率が悪いことに悩んでいました。仕事をしていて、早く捌けるタスクもあり、周りと比べても効率が良く納期も順守している。と自負する部分もありましたが、特に単純作業、読書、学びなどは学生時代の受検勉強を振り返っても効率が悪いと自覚していました。

この問題を解決することこそ、時間の使い方なのではないかと思い、樺沢氏の別の書籍で紹介されており、購入を致しました。

この書籍では、1日24時間という限られた時間を、生産性高く、健康的に、幸福度も高く、『今』という瞬間を生きることについて書かれています。私の悩みにも非常にマッチしており、朝・昼・夜の時間の使い方を学び、作業効率をあげて生産性高くするためのノウハウを脳科学的な視点から学ぶことができます。

同じような悩みを抱える方のみならず、いつも以上に生産性を高くしたい、時間のベストな使い方を習得したい、単純に人生を少しでも幸せに満たしたいという方は必見の書籍です。

読書感想『朝・昼・夜の使い方』

1日24時間という限られた時間の生産性を高めることでパフォーマンスを高く、また人生を豊かにして幸福度をあげるためのノウハウが分かる本です。構成は朝・昼・夜・今という順番で効率の良い時間の使い方が脳科学的な視点や絶対値を元に記述されており、実践しやすい内容です。早朝2~3時間のゴールデンタイム・昼の時間は歩き日を浴び30分の昼寝・寝る2時間前のリラックスと、簡単に実践して今日から1日を豊かにすることができる、そんな1冊です。

私の学び①『早朝2~3時間のゴールデンタイム』

皆さんは朝起きてからの2~3時間をどう過ごされていますか。私は働いていた当初、起きて1時間ZIPを見ながら支度をして、通勤の1時間をスマホをみて、出勤後は売上やメールチェックから始めていました。これを5年間ほど続けていました。このことこそ、朝の超効率良く生産性の高い時間を無駄にしているのです。

朝のこの3時間は1日の中で最も効率良く、生産性の高い作業が適した時間帯です。理由は簡単で脳がまだ空っぽだからです。しかし私の朝のルーティーンは、この時間を無駄に過ごしていたことになります。3時間×365日×5年間=5475時間、超生産性高く使えた時間を無駄にしていたことになります。

無駄にする行動とはつまり、非集中型の作業をすること、無駄な情報を脳内にインプットしてしまうことです。

1つめの非集中型の作業をするとは、朝支度してテレビ見て、何も考えずに通勤してスマホを見て、そしてメールチェックをするこのルーティーン全てです。考える必要のまったくない作業でした。

2つめの無駄な情報を脳内にインプットしてしまうこととは、テレビを見ることとスマホを見ることです。アウトプット前提の視聴やスマホによる情報収集ならまだしも、ただボケーっと報道を見て、スマホで情報を仕入れる。今振り返っても何を見ていたのか、していたのか記憶にも残っていません。この作業はせっかく脳内が0にも関わらず、無駄なインプットをしてしまい、後の作業の効率を下げていることでしかないのです。

ベストな時間の使い方は、集中型の作業をすることです。例えば、読書・勉強・プレゼン資料・記事を書くなど、集中力を要することに時間を割くべきなのです。プレゼン資料を作ろうもんなら、午後にやるよりも2倍くらいの効率で作業が進みます。

朝起きた後の2~3時間は大切にしましょう。

私の学び②『昼は外食と昼寝』

続いての学びが昼の時間です。

朝のゴールデンタイムを終え、では以降は全て効率が悪くなるのかというとそうではありません。生産性は回復します。昼の時間をどう使うかで、60%程度まで落ちた生産性も、90%くらいまで回復を遂げるのです。

そんな昼の使い方とは、外へ出て少し歩き日差しを浴びること、そして昼寝をすることです。

外食や昼の時間を食べながら事務所で過ごす方、多いのではないでしょうか。見事に私も出先でない限り、事務所でご飯を食べるケースが多かったです。つまりちゃちゃっと食べて、休みなく働いていた感じです。この行為こそ、生産性を相当に下げているということが分かりました。

外食に行く、ないしは弁当でも何でも外の近くの公園まで歩き食事をすることで、セロトニンを分泌して休憩効果を高めます。すると休憩後の時間の生産性が高くなるのです。コロナ下で在宅勤務が増えた今も、昼は作ったとしても弁当スタイルにして公園で食べるなど工夫するのも良いかもしれません。

また昼寝についてです。私はあまり寝ません。しかし妻は昼寝を必ずしています。そして妻の生産性は著しく高く、効率が非常に良いのです。30分前後の昼寝が重要であるとのことで、それ以上はむしろ効率を下げ、夜の睡眠障害にもつながります。20~30分横になるか、机に伏せて寝るかすると、休憩後の効率が回復します。

昼の使い方、今日から工夫してみてはいかがでしょう。

私の学び③『寝る2時間前はリラックスタイムへ』

最後に夜の時間の使い方です。

こちらは翌日の効率を良く、生産性を高くするための時間の使い方です。夜寝る前にスマホを見たり、テレビを見たり、PCを操作するなどしていませんか?私はしていました。そして時々寝る時も目が冴えるというか、脳が起きている感じがあり、中々寝付けない時も多かったです。

寝る2時間前はリラックスする時間にしましょう。そうすることで、寝ている時に成長ホルモンが分泌され、また脳内がリセットされ、翌日の朝2~3時間を効率の良い、生産性の高い時間にすることができます。

リラックスするためには、読書・音楽・ヨガ・ストレッチ・コミュニケーションなど、集中力を要さない、また画面などを要さないことで時間を過ごしましょう。

おわりに『少しずつ変わる実感を』

この時間術を読み、昨日早速19時にはPCを終え、お風呂に入り、以降は妻との会話に時間を費やしました。妻とは基本的に良く会話をしているのですが、入院中の今は中々容易ではございませんでしたが、昨日はできました。結果22時頃には眠くなり、比較的スムーズに睡眠に入ることができたのです。

このように実践をしてみて、少しずつ体感し、変化して、自分がそうしていきたい人生に少しでも近づけていくことができたら良いなと思います。

引き続き、読書を通じて学習し、実践して知恵として習得していくことで成長を遂げ、自分のためにも誰かのために役立つことができたら嬉しいです。

以上、有難うございました。

presented by ポテお

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