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言葉と想像と感覚

この仕事をしていると、結構色々な感覚を使うなぁと思います。

よくあるオーダーは、

参考画像などをお持ち込みいただきそれを実際に施すというもの。

続いてよくあるのが、参考画像の一部を取り入れたり色を変えたりして施すというもの。

この2つがネイルサロンでのよくあるオーダーだと思います。

あとは、デザインサンプルが店頭にあり、そこから選んでいただくというものも多いですね。

私もそもそもサロン勤務時代はおおよそそのようなオーダーを頂戴しておりました。

しかし、独立して一人で仕事をするようになってからはお話伺いながらデザインを構築することが殆どになりました。

そうなると、言葉で聴いて話していくのですが

どうにも言葉にしにくいニュアンスとか、そういう部分が結構要になってくるんです。

それはその場の雰囲気だけでなく、お客さまの好みとか、その時のご様子とか、どんな気分なのかとか。

目に見えないものも結構考え想像します。

これについてお客様に伺うとき、はっきりと質問するのはこれまた難儀。

ですので、お客様との問答を繰り返すことも多いです。

このやり取りが私にとって難しくでも面白い、なんとも癖になるやり取りです。

お客様がイメージを膨らませると同時に、私もイメージを膨らませます。

それに相違が無いか、もっと面白くなるものは無いか

そういうことを考えながら2人で煮詰めていきます。


そして結論にたどり着いたとき、あー楽しいなと思うのです。

と同時に、一人で仕事はできないんだなぁと毎回強く感じます。

物理的なやり取りではないけれど、これもまたこの職業の面白いところであると思っています。

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