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麻雀プロとしてのこだわり

久保です、

麻雀プロを構成する要素について考えてみました。

・麻雀力(マナーも含めて)

・容姿

・経歴(学歴)

・コミュニケーション能力

どれもあるに越したことはないですが
個人的にこだわりを感じているのは、

・容姿

正確には「スーツ」です。
もちろん麻雀力も大事ですよ笑

麻雀プロはリーグ戦において、
ネクタイを締めスーツを着用して
対局することを求められます。

普段の仕事では作業着を着てますが、
スーツを着ることは苦ではないです。

むしろ、

スーツは男の戦闘服!
みたいな偏見を持っているので
着る機会があるなら
積極的に着たいぐらいです。

完全に影響を受けました笑

プロテストを受けて1年間ぐらいは、
普通のビジネススーツを着て
リーグ戦の対局をこなしていました。

第3期帝四戦ファイナルのゲスト仲田加南プロとの記念写真にて。
写真右端にいるのが当時の自分です。

でも普通のビジネススーツだと
肩パットが大きくて腕は伸ばしにくいし、

袖口は太いのでそのままだと手牌や
牌山に当たる恐れがありましたので
アームバンドをつけたりしてました。

「ならジャケットを脱げばよくね?」

そんなふうに言われたら
もう反論なんてできません汗

で、

先ほどのこだわり(ただの偏見)
がここで出てくるわけですね。

スーツを着てるわけなので
象徴的なジャケットを脱ぐということは、
できる限りしたくないわけです。

でもそのわがままのせいで
同卓者に迷惑をかけたりしては、
元も子もないのが現実です。

なので、


対局に特化したオーダーメイドスーツ

をつくることに決めたわけです!

愛媛でオーダーメイドスーツを
お作りしてもらえるお店はないかなと
探していたら、ありました。

それが、

オーダースーツ専門店
ACCENT(アクセント)でした。

すぐにお店へ行きまして、
自分が麻雀プロをしてることを
お話しするとですね。

「そんなお客さんは初めてですよ!」

と、驚かれました笑

麻雀の対局に特化したスーツを作りたいと
お話ししたら、快く引き受けてくれて
その日のうちにデザインから採寸まで
全部済ませてしまいました。

まず、最初にデザインから入ったのですが
サンプル表を見ているなかで、
これなんかオシャレでいいんじゃないですか?
と勧められたのがこの柄でした。

【シアーブルー/ギンガムチェック】

第一印象はというと、、、

なんか実家に置いてあった
ハンカチで見たことあるな。

でした笑

それからというもの、、、

(ハンカチを着るのはどうなんかなー?)

という謎の固定概念に支配されて
うーん、、、と悩んでいましたが
勧められたのもあってこの柄に決めました笑

そして、出来たスーツがこれです!

こんな感じになりました笑

ここからは自分がこだわり抜いた部分を
解説していきたいなと思います。

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1、春夏仕様の生地にした。
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長い時間座り続けるのもあり、
お尻がムレやすいのもありますし
薄手の方が動きやすいので、
春夏仕様の生地にしました。

冬場の寒い時期なんかは、
ヒートテックを着込んで対応してます。

最近は青空麻雀なんてのもありますが
麻雀の対局は基本的に屋内でやります。

なので建物の中に一度入れば
寒くても問題ないです。

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2、袖口はできる限り細く。
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これはジャケットを着た状態でも
袖口が手牌と牌山に当たらないように
工夫した部分になります。

十段戦 四国支部初段戦の対局写真

基本的に対局中は常にジャケットを
着ていますが、工夫した甲斐もあって
袖口が牌に当たったことは一度もないです。

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3、ジャケットはサイドベンツ
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サイドベンツとは、
後ろ左右に2本の切り込みが
入っているデザインのことです。

座った時にジャケットをお尻で
敷いたりしないための工夫ですね。

個人的には気にしていないのですが、
お尻が大きいのでそれが理由かな笑

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4、裾上げはダブル。
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これは勧められたからやりました笑
ワンポイントになるからちょうどよかったです。

プロ2年目の四国プロリーグ開幕戦で
このオーダーメイドスーツを
周りの人たちに披露したんですが

やはり最初はというと
恥ずかしい思いで一杯でした。

でもその年に行われた、
新人王戦の予選を敗退した次の日。

そのスーツ姿のままで
東京の街を何時間も歩き回って、

何百人という一般の方からの
目線を全身に浴びたので、
いまは慣れてしまいました笑

杉並アニメーションミュージアムにて。

オーダーメイドスーツですが、
四国内なら出張で採寸してくれて
ほんの15分ほどで済むそうです。

興味が湧いたら覗いてみてください。
↓↓↓
オーダースーツ専門店
ACCENT(アクセント)

・追伸
お店の宣伝みたいになりましたが、
ボランティアで書いた記事になります。


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