【梅屋敷】体育館だけじゃない！活気ある商店街に飛行機の見える公園、そして友人がやってるピザ屋もあるよ！〜前編

2019年4月14日 23:55

羽田空港に行く際に京浜急行（京急）に乗る人も多いと思いますが、その際にすごい勢いで通過してしまうのが梅屋敷駅。京急蒲田駅の一つ品川寄りの、普通電車しか止まらない梅屋敷駅。今回はこの梅屋敷駅周辺を歩いてみました。

梅屋敷駅の駅名の由来は、江戸時代に薬屋を営んでいた山本久三郎という人がこの地に梅などを植えて茶屋を作ったとされ、そこから「梅屋敷」という名がついたという話。駅前を通る第一京浜を蒲田方面に少しくだったところに、現在は「聖跡蒲田梅屋敷公園」として残っています。明治天皇が行幸されたので「聖蹟」が付いてる。

その梅屋敷公園の向かい側に建つのが「大田区総合体育館」。昔は「大田区体育館」だったが、建替えを機に「総合」の名が。プロレスやボクシングなどの格闘技、バレーボールやバスケなどのプロの試合が開催されることで有名。梅屋敷と聞いたら「大田区体育館」を想起する人が多いかもしれない。

（駅前の第一京浜。そのうちセットバック工事が始まりそう）

しかし今回は梅屋敷公園も体育館も行きません！今回は梅屋敷商店街を眺めたあと、ひたすらに海の方面（森ケ崎地区）を目指し、最後は東通り商店街のピザ屋でピザを食べるというスケジュール。というわけでまずは西側の商店街に行ってみたいと思います。

ぷらもーる梅屋敷商店街

駅西側に広がる「ぷらもーる梅屋敷商店街」。ちゃんと歩いたのは22年ぶりかも。22年前に何しにきたかと言うと、当時大流行していた『たまごっち』を探しにやってきた記憶が。「梅屋敷みたいな穴場のおもちゃ屋さんにはひょっとしたらあるかもしれない」って。結局無かったんですけどね。

それにしてもけっこう人通りが多く、賑やか。チェーン店は少なく、昔からやってるお店が多い。それでも活気があって、わりと良い商店街かもしれない。開店前に行列ができている持ち帰り専門の焼き鳥屋さんがあったり、美味しそうなお店多い。

ラーメンの麺などを販売している個人商店があった。すいとんの粉やかたやきそばの麺など売ってた。店主は「ー」が苦手みたい。「ラメンスプ」。あとメンマは「めんマ」と表記するのがこの店のルール。

生誕の地「東邦医大」

「ぷらもーる」を抜けると少し大きな道路に出る。「東邦医大通り」だ。冒頭の梅屋敷駅の写真でも気づいた方いるかもしれないが、梅屋敷は東邦医大の街でもあるのだ。

大学名は「東邦大学」なのだが、地元民は「東邦医大」ってみんな言う。大学とともにあるのが「東邦大学医療センター大森病院」。こちらも地元民は「東邦医大」と言う。文脈によって大学のことを指すのか、病院のことを指すのかを判断しなければならないが、概ね病院のことしか話さないので、「東邦医大」と聞いたら病院のことだと認識すれば間違いない。

（昔から変わらない1号館と新しめの2号館）

ちなみに僕が産まれた病院がこの東邦医大なんですよ。生誕の地。そのほか、家族が入院したのもここなので悲喜交々、いろんな思い出があります。

東通り商店街

さて、東邦医大まで行ったので駅の方へ引き返します。「ぷらもーる」をぐいぐい進み、再び駅に戻り、第一京浜を渡ると、今度は「東通り商店街」があります。西側の「ぷらもーる」よりかは小規模ですが、こちらは飲食店が比較的多い。そしてこの東通り商店街入り口にあって、いつも気になっていたのがこの焼き鳥屋さん。

（めっちゃ美味しそう！！！）

（もつ煮込み食べたい！！！）

（ホルモン焼き、すごい良い匂い！食べたい！！！）

お昼ご飯を食べていなかったこともあり、ホルモン焼きでも食べながら歩くかーと思って眺めていたところ、前のお客さんが注文。店員さんがおもむろにビニール袋に直接ドバッと入れていて「えー、そういうシステムか！」と驚く。それだと食べ歩きはしにくそうなので、焼き鳥を購入することに。焼き鳥、めちゃ美味い！2本だけじゃなくて10本くらい買えばよかった。