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世界一無責任なコミュマネ術 #1 - 世界一無責任なコミュマネ思考 -

はじめに

こんにちは、モテアマス三軒茶屋のながりなです。
わたしたちは家族や職場、地域、学校、友人など大小さまざまなコミュニティに所属しています。とりわけシェアハウスは暮らしや人間関係、はては仕事までシェアする、非常に密度の高いコミュニティです。

本連載「世界一無責任なコミュマネ術」は、三軒茶屋にある約30名(ファッション住民を含めると約60名)が住む大豪邸シェアハウス「モテアマス三軒茶屋」を率いる主任カズキタの、コミュニティマネジメント術についてのまじめな連載です。

人間関係や男女のいざこざ、ルールに関する小さな衝突、メンバーが主体的に動き出す仕組みづくり、どうすれば居心地のいい場所がつくれるのか、などシェアハウス運営を通して実践してきた数々のノウハウや場づくりに対する考え方を余すところなくお伝えします。

4年間でのべ80名の若者が住んできたシェアハウスの、唯一無二のコミュニティマネジメント術を公開することで、コミュニティ運営や場づくりをしているあなたに、王道コミュマネでは解決できない問題へのヒントを手にしていただければ、これほどうれしいことはありません。

<今後の連載予定テーマ>
◆付き合い方やコミュニケーション
◆余白の作り方
◆コミットメントの高め方
◆メンバー募集
◆ルールの取り扱い
◆問題の取り扱い    など

<モテアマス三軒茶屋の紹介>

モテアマス三軒茶屋は、三軒茶屋某所にあるシェアハウスである。
規模が大きく、借り手のいなかった15LDKの大豪邸の活用方法を考えていた時に現在の主任であるカズキタが名乗りを上げ、2016年11月23日にカズキタ、大家のポールらを中心に立ち上げ。現在は多拠点やモバイルハウス、テントなど多様な住み方の住人を受け入れ、多拠点生活者を含めると29人が居住する大規模シェアハウスとなっている。住人の自由さや雑多な雰囲気から『三茶のインド』、『現代の九龍城』などと呼ばれている。


<主任カズキタの紹介>

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<画像右>
カズキタ(@kazkey39)
1986年生まれ。 IT メーカーのデザイナーとして8 年間勤務後、コンサルティング会社にて映像ディレクター及びリードデザイナーを担務する傍ら、シェアハウス運営、大学での非常勤講師などを兼務。住み込みで管理をしていたシェアハウスを面白くするために、住人と一緒に事業を行う『合同会社モテアソブ三軒茶屋』を起業。

<これまでの主な登壇イベント>
YOUはどうしてコミュマネに?〜「自分らしい生き方・働き方」の見つけ方〜
\未来コミュニティファイル #01/ 「意識低い」が作る心地よい環境 〜ゆるく変化する、生き物のようなシェアハウス〜
恋愛はじまりトーク#5 〜地域と都内のシェアハウス恋愛コミュニケーション事情〜
クラファンで100万円集めた、おじさん3人組アイドル『三茶ジャパン』〜トークライブ〜
「カオスの真髄」を教えてください。〜モテアマス三軒茶屋の誕生と膨張〜


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