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第106回全国高等学校野球選手権大会 8日目展望

 皆さん、おばんです!いよいよ全49代表校が初戦を戦い、2回戦も佳境に入っていきます!今日は、タイブレークの熱戦もあり、白熱しました!では、7日目の振り返りから参りましょう!

7日目
第1試合 青森山田(青森) 9-1 長野日大(長野)
第2試合 石橋(栃木) 5-0 聖和学園(宮城)
第3試合 霞ヶ浦(茨城) 5-4 智弁和歌山(和歌山)
(延長11回タイブレーク)
第4試合 滋賀学園(滋賀) 5-0 花巻東(岩手)

 青森山田は投打に圧倒して3回戦進出。石橋、霞ケ浦は甲子園での初勝利を挙げました。滋賀学園は今大会2勝目です。では、8日目の展望です!

8日目
第1試合 健大高崎(群馬) - 智弁学園(奈良)
 堅い守りで、1点差の接戦を制した健大高崎と、延長タイブレークの末に、打ち勝った智弁学園と、全く違う勝ち方のチーム同士の対戦。智弁学園打線が健大高崎投手陣にどのように立ち向かうかがカギになるだろう。
 春夏連覇を目指す健大高崎は、犠牲フライで取った1点をそのまま守り抜いて勝ち上がった。特にエース石垣は、4回途中からのリリーフで無安打無失点の好投。最速も153キロをマークするなど、状態は上向き。左腕の下重も、堂々の甲子園デビューとなった。打線の中では、1得点のみでありながら、しぶとく繋いでいく打線の片りんは見せた。早めに得点を取って、投手陣を援護したい。
 初戦を9回土壇場で追いつき、タイブレークの末に制した智弁学園。次戦に向けても、打線のより一層の奮起が求められるだろう。注目は、1番の佐坂。1回戦は、奈良大会の勢いそのままに、5安打2打点の活躍を見せた。リードオフマンとしての役割を、この試合でも果たしていきたい。投げてはエースの田近がヒットを打たれながらも粘り強く力投した。100球を超えてからのピッチングもカギになるだろう。

第2試合 大阪桐蔭(大阪) - 小松大谷(石川)
 どちらも、投打にバランスが取れており、好ゲームが期待できる。1回戦で無失点に抑えた大阪桐蔭の投手陣の起用法と、小松大谷の打線の策に注目が集まる。
 1回戦で、興南のエース田崎を打ち崩し、投手陣も無失点と隙のない戦いぶりを見せた大阪桐蔭。8番を打った山路が2安打を放つなど、どこからでも打てる切れ目の無さを感じた。境や吉田の足を絡めた攻撃ができると、更なる得点力の向上が期待できる。投手陣は完封した中野以外の投手の登板が予想される。大阪大会決勝で投げた森は、状態を上げてきており、甲子園での球速にも注目したい。
 甲子園常連校の明豊に対して、ひるまない戦いぶりを見せた小松大谷。打撃陣の中では2年生で3番を打つ田西が活躍。石川大会では本塁打も放っており、勝負所での長打にも期待したいところだ。投手陣の中では、エース西川の奮起が求められる。強敵大阪桐蔭の打線に対して、どのような攻め方をしていくのか、捕手のリードも楽しみだ。

第3試合 京都国際(京都) - 新潟産大付(新潟)
 投打に充実した戦力を見せつけた京都国際と、強豪花咲徳栄に対して、逆転勝ちを収めて、波に乗る新潟産大付との対決。お互いに投手力に自信があり、ロースコアの展開が予想される。
 京都国際は、1回戦で序盤から打線が爆発し、主導権を握った。長打は少ない中でも、単打で繋ぐ戦略が、下位打線まで浸透されている。特に主将の藤本は放った2安打が、全て打点に繋がるなど、4番としてこれ以上ない働きを見せている。投げては、エースの中崎が完投。2年生左腕西村も控えており、登板が予想される。2回戦も投打が噛み合い、ベスト16進出を狙う。
 新潟産大付は、春夏通じて初出場で、強敵・花咲徳栄打線を守り抜いて、初勝利を手にした。8番堀田以外は全員に安打が出るなど、1番戸嶋、4番多田を中心に、打線は切れ目の無さを感じさせた。得点力も上げていきたいところだろう。投手陣も宮田と田中の継投がきっちりと決まった。2回戦でも継投のタイミングが重要となる。

第4試合 西日本短大付(福岡) - 菰野(三重)
 どちらも1回戦で、打線からリズムを作ったチーム同士の対決となる。両先発の立ち上がりと、100球に達した中での踏ん張りが重要になってきそうだ。
 西日本短大付は、初戦で金足農のエース吉田を集中打で攻略した。特に、8番山下は福岡大会決勝の勢いそのままに、3安打の活躍。2回戦でもキーマンとなりうるだろう。エース右腕の村上は、最終回に金足農の反撃に遭いながらも9回を投げきった。2回戦でも、粘り強いピッチングで、チームに勝利を持ち込みたいところだ。
 春夏通じて初めての勝利を1回戦でもぎ取った菰野は、打線が活発だ。3番の加瀬や4番に1回戦で代役として入った野田が複数安打の活躍を見せた。西日本短大付の村上に対しても、初球から積極的に打ちに行き、勝利をもぎ取りたいところだ。エースの栄田も、落ち着いた投球術が光った。100球を超えたところでのスタミナが、どれだけ持っているかも重要になりそうだ。

 では、当たるはずのないスコア予想です。
第1試合 健大高崎(群馬) 5-1 智弁学園(奈良)
第2試合 大阪桐蔭(大阪) 2-3 小松大谷(石川)
第3試合 京都国際(京都) 4-1 新潟産大付(新潟)
第4試合 西日本短大付(福岡) 2-5 菰野(三重)

個人的には、小松大谷に期待しているところもあるので、こんな感じの予想です!では、8日目の試合も楽しみにしましょう! 

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