スピリチュアルズ「わたしの謎」を読んで  1

 この本の作者 橘玲さんのファンなんです。内容は結構難しかったのですが大変興味深く読ませてもらいました。深層心理・ステレオタイプの謎などこれからの生き方の参考にもなるような気がします。以下の内容はネタバレになるかもしれませんので注意してください。

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無意識とビッグファイブ理論

 物理的な感触と気持ちはリンクするのは驚きました。「温かい飲み物は温かい気持ちになる。」という事らしいです。ビッグファイブは①外向・内向②楽観か悲観③共感力④堅実性⑤経験の開放性ということです。ビッグエイトは同調性、外見、知能が加わるようです。

心理プロファイルを使った陰謀

 SNSでその人の心理状況までわかってしまい選挙結果まで変えてしまうことができるというのは驚いた。グーグルなどがその人が好きそうな広告や動画を「おすすめの…」と言って出てくるのはAI技術だとわかっていてもこんな重大なことまで影響しているとは考えてもなかった。すでに、怖いなと正直思った。

内向か外向か

 日本人に内向が多いのは納得できた。その感性はそれぞれで個性で異なるのはわかる気がした。

楽観か悲観か

 自分自身は、楽観だろうと思っていました。また、楽観の方がいいことが多いように考えていました。楽観のデメリットが意外に多いのは驚きました。根拠のないいいように考えることによる結果が悪かった時の落ちこみはより大きいものになります。悲観をモチベーションに頑張るということもありますね。

 「うつ」の原因を知りました。自己が強すぎるという事ですね。そこで、うつが幻覚剤で症状改善が見られるのは驚きました。そして、自殺は男性が多く、「うつ」で悩む人には女性が多いというのは何か矛盾しているなと感じていましたが、男性も「うつ」が原因で薬物やアルコール依存などで苦しむ人が女性より多いことで「うつ」そのものは、性別で差がないのは納得できました。

 また、ステレオタイプしかいないと考えていました。「内向的な人は悲観的」「外交的な人は楽観的」と決めつけていました。外向的でも悲観的な人はいるし、内向的な人でも楽観的な人はいるということを知りました。

(つづく))

 


 

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