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JR西日本の新快速にAシート連結列車を増やしては

 関西を走行する、新快速にはAシート車両を連結する列車が、1日2往復のみ設定されています。これを、是非増やしてもらいたいです。12両編成で、日中は混雑しないこともありますが、長距離の移動を伴うこともあり、グレードの高い座席に対する需要も一定数あると思います。またソーシャルディスタンスをとりたい需要もあると思われます。

現状の問題点

 今は、料金が一律であるが、並走する特急列車指定席との値段のバランスから、Aシートは対距離で値段を設定するのがいいと思ます。アーバンネットワークの特急列車で、JR西日本のクレジットカードのウエスト会員限定(会員料金は無料)ではありますが指定席を大幅割引きをしています。この料金は、閑散時間帯(日中)と朝夕ラッシュ時(混雑時間帯)と違う値段設定としています。この価格と同じ価格設定でかつ、対距離で値段を設定するのがいいと思います。例えば、日中の安い価格で、大阪ー姫路で約90キロ650円、大阪ー京都は約40キロで450円です。定価は、この価格に幾分上乗せするのがいいと思います。値上げにはなりますが、JR西日本には増収になると思います。なお、通勤時は+100円です。

今は、車内売り

 現状ではソフト面の対応が十分でないです。販売方法が、かなり原始的で自由に座ってもらい、その場で手売りという方法です。(一部、e5489の予約席あり)これでは、途中駅からの利用客は、利用したくてもできないなどの需要の取りこぼしがあると思います。また、座席の確認、売り方に人件費がかかり過ぎています。(各列車、Aシートの座席を売るためだけに車掌2人乗っています)

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一目で売れている座席か判別できるシステム

 そこで、近鉄特急や首都圏の特急や普通列車のグリーン車のように座席上に発売状況がわかるランプをつけてはと思う。そうすると、車内改札も省略でき人員も最小限にできるのではないか。また、車内料金も定価より割高にしてもいいと思います。駅のホームでの発売をすると、その発売機の設置するのに費用が掛かるのでしなくていいでしょう。

京阪のプレミアムシートのように

 JR線の淀川の対岸にいいお手本があります。京阪電車では、主に特急列車にプレミアムシートを連結していますがそんなイメージで行ってはと思います。

列車の設定方法

 できれば、新快速のすべての列車に設定してはと思います。JRで指定席を設定するときには、列車名(番号)をつけないといけないルールです。そこで、JR北海道の特快・快速エアポートのような番号の付け方で、いけると思います。さらに、可能ならマリンライナーのように2階建て車両を新造できれば話題性もあり一時的には利用が増えると思われます。料金が対距離制なので、指定席扱いがしにくいと思います。あくまで、Aシートという違った概念で販売するのがいいと思います。また、滋賀県内をはじめとする末端区間(近江今津ー敦賀や米原ー近江塩津など)も是非、営業してはと思います。指定席のチェックは車掌が兼務することになり少し業務が増えるかもしれません。

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