スピリチュアルズ「わたしの謎」を読んで  2

つづきは、「共感力」からです。

衝撃的だったのは、「愛は世界を分断する」という事実

 マザーテレサ、ガンジーといった自分を顧みず、愛に生きた偉人に対して、常人ではなしえないとは感じていました。しかし、本来の「愛」は同族意識であったり意図せずとも全体主義的な思想になってしまうのですね。米国のトランプ氏も大統領時代、保護貿易の方向性だったことから愛に基づくのかもしれんせんね。

サイコパス=犯罪者とは言い切れない

 少なくとも、私のステレオタイプには、「サイコパス」=殺人者のイメージが強かったですが、責任感のある経営者としては適任なのですね。コストカッターの異名をとっていたカルロスゴーン氏や前アメリカ合衆国ドナルドトランプ氏も典型的ですね。共感力が強いととてもじゃないけど、クビにするなんてなかなかできないですよね。

「共感が道徳を破壊する」というのも衝撃

 道徳=コンプライアンスと考えると、情は相反しますね。そうすると理解できます。

 どうしても、「道徳」というと日本では情操教育を思いがちで、そうなってくると「共感」と「道徳」が同義語のように感じてしまいがちです。

家族思いで且つ、仕事ができるオトコ

 この論理もあり得ないことが衝撃でした。これは女性が結婚相手の男性を選ぶときにはトレードオフになるのが理解できました。

 意志力の消耗・努力で寿命が縮む・ダイエットの効果

 これも衝撃でした。我慢にも限界があるということ、意志力を使いすぎると病気になり、やがては早死にすることにもつながるという恐ろしい結果に少し怖くなりました。個人差があるとはいえまさに「無理は禁物」を突き付けられている気がしました。ダイエットもこだわればこだわるほど結果がついてこず、嫌悪感だけ残る結果というのはまさに残酷な事実だなと感じました。

 堅実性の男女差

 平均に収斂される女性に対し、極端な人がいる男性がいることで、「まじめな女性」が多いとステレオタイプになるメカニズムが理解できました。

(つづく)

 


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