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運で行先が決まるきっぷを買う


 今回のサイコロ切符は、「誰でも買える」
「抽選」でもない。
エントリーに条件が加わった。

それはウェスターポイントを
1000ポイント以上持っていることだ。


■今回のエントリーの条件

ウェスターポイント1000ポイント+
週末は6000円、ウィークデーは4000円
ということだ。

 これは、あまりにサイコロ切符が
人気だからこのように絞ったといえる。

 私自身も、2回抽選でさいころ切符に
エントリーさえできなかった
苦い経験がある。

 JR西日本の安い旅には、今後ポイ活が
重要になってきそうだ。

■JR西日本のねらい


 これは、リピーターの確保、並びに
一見さんよりお得意さん重視という流れのようだ。

また、インターネットやスマホのアプリを
使いこなせることも条件だ。

それには、紙の切符を減らす、窓口業務を減らす、
といった意図もみえる。

ただ、こちらのサイコロきっぷは予約後、
みどりの券売機で紙にする必要はある。

 もうひとつ、JR西日本沿線の自治体との
連携もありそうだ。

この目に選ばれた観光地は都会の消費者に
その名をアピールするチャンスである。

実際に観光客がやってきて
宿泊や周辺交通の費用を払ってくれる。
これの経済効果は大きいと思われる。

 JR西日本の沿線自治体としては、
このサイコロきっぷの「目」に選ばれるという
目標を持つこともできる。

また、これは沿線観光地同士の
競争のはじまりともいえそうだ。

■毎回変わるエントリー条件


 最初は、「アオタビ」と称して、
若い人向けの商品として発売されていた。

ただ、実際には幅の広い年齢層から支持を
受けて大ヒット商品となる。

やがて、長距離のものが設定されるように。

 毎回、大当たりは「博多」で変わらない
けれど、普通の当たり目で「出雲市」や
「湯田温泉」「宮島口」といったところが
入るようになった。

 北陸方面は、「芦原温泉」や「金沢」が
あった。

広島発着も発売された。
なお、この時の大当たりは「金沢」だった。

大阪発着では、舞鶴・白浜・城崎温泉・餘部鉄橋が
販売された実績がある。

前回と前々回は抽選発売だったのでその縁がなかった。

■いよいよ、運命の分かれ道の時間が来ました

実際にふってみた。

今回は1/3が宮島口(広島)、1/3が城崎温泉
2/9が白浜、1/9が博多となっている。

博多or白浜と出た後に、「白浜」と確定した。



最後に、今回のエントリーは既に終了しています。

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