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格安夜行バスに乗る

2021年10月ダイヤ改正


 JRバスの東京圏ー大阪圏を結ぶ高速バスのダイヤ改正が行われました。そこで、キャンペーンに一環で登場したのが青春エコドリームではなく、超得得ドリームです。
 なにしろ、期間中はすべての座席は2500円で売られています。東京ー大阪間のバスは、感染症の自粛期間で特に需要が少ない時期にはこれより安い金額で販売もされていたようです。しかし、緊急事態宣言などの縛りがなくなった頃から、需要が少しずつ戻り始めたころには、以前の値段に戻りつつありました。その時の4列バスの最安値3500円前後が一般的です。
 なお、このキャンペーンは2022年3月末で終了してしまいました。いやー安過ぎなので仕方ありません。

車両


JRバスで、スカニア製ではない二階建てバスの4列シートでした。青春エコドリーム号と同じバスです。

乗客の層


 名称からして、若い人が多く占めているものかと思っていましたがそうでもなく、様々な年代の人が利用されていました。2階建てで狭い階段を上がらないといけなく、足が悪そうな中高年の方もおられました。いずれにしても旅慣れている人がほとんどでしょう。

乗り心地・寝心地


 当たり前ですが、「快適」とは程遠いです。ですが、早めの予約ができ、なおかつネットで申し込むと座席の指定もできるので階段に一番近い最も後ろの座席を予約しました。ここなら、リクライニングをフルで倒すことができ、幾分ましかなと思えますので・・・。
 眠れたか、眠れていないか難しい感覚です。
女性専用席はカーテンで仕切られていました。特に、女性の一人旅の人は女性専用席を予約されることをお勧めします。一般席では隣に男性が来る可能性があります。

朝の東名高速の混雑


 あまり、この時間帯のバスを活用したことがなく驚きました。今まで東京への夜行バスではもっと早い時間帯に到着するバスを利用していました。30分程遅れての到着になりました。東名向ヶ丘を過ぎたあたりからすごい渋滞にはまりました。日常茶飯事のことのようです。

新東名経由に


 今までの東名高速から新東名高速経由に変更となりました。これは、スピードアップに寄与しています。実は、京都駅から乗りましたが、京都駅出発は日付が変わる直前の23:50発で渋谷駅近くの池尻大橋で降りましたが7時ころには着きました。これで30分程遅れています。ちなみに、東海道線の在来線を進む夜行列車の「サンライズエクスプレス」は京都駅を恐らく1時ころ通り、東京駅には7時過ぎに到着します。この「サンライズエクスプレス」と夜行バスはそんなに所要時間が違わないということです。なお、バスは途中で2か所トイレ休憩をしています。しかも約20分ずつ2回、つまり40分も止まっています。それを加味すると新東名高速恐るべし・・・

 

なんで速さの話題に?


 夜行バスには、「スピードは求められない」と考えられますが、このバスのように詰め込み型のバスの時には話は違います。私自身は、少しでも窮屈な車内から早く解放されたいと思います。だから、少しでもスピードアップしてくれたのはうれしい限りです。

まとめ


 正直、コスパ最高です。ただ、眠りにくいので体力的にはきついです。また、体が大きい人もつらく感じやすいと思います。私、だいぶ平均身長より低いのが功を奏しました。夜行バスの標準の3列で実際に乗った春休み時期は、8000円前後とかするのでその1/3程度で乗れるのはすごいの一言でした。

 

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