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「地元愛」について考えさせられる〜読書感想〜

こんにちは。ほどほどです。
今回ご紹介する本は、宮島未奈さんの
『成瀬は天下を取りにいく』です。

今年の本屋大賞にノミネートされていますね。
4月に発表ですから、そろそろですね。
結果はいかに…?

読んだ感想ですが、キーワードは大きく2つ。
「郷土愛」と「エッセンシャル思考」かなと。

地元が好き。って言うのは簡単だけど、その姿勢を貫いた主人公の成瀬。
高校生の貴重な夏休みを閉店間際の西武大津店に捧げ、ローカルワイドに毎日映り込む。
それも西武のユニ着用で。

表紙だけみたら、「西武ファン」なのかな?と思ったら全然違ってそれもまた主人公に惹かれる理由の一つ。

私ももっと住んでる地域のこと知らなくちゃ…と感じました。

そして「エッセンシャル思考」。
自分の目標達成のためには他者を寄せ付けないオーラをだす。そのために学校では孤立するんだけど、当の成瀬は全然気にしてない。
かと言って「一匹狼」でもなく。同級生とコンビ組んで漫才やってみたり。

自分のやりたいことをはっきりさせて、余計なことはしない。
まるでビジネス書を読んでるような感覚にもなります。

全体を通して見ると最初の話はインパクト大ですが、最後は続編に向かう感じかな?と。

読書コミュニティ「Lectio」の読書会も話題作だけに盛り上がりました。
色んな人の感想を聞けるのも読書の良いところ。

読んで損はない1冊です。


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