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集団の中で「個」を伸ばす

え?なんのこと?と思われたかもしれません(笑)。

先日、私の所属する薬剤師会のアンチ・ドーピング啓発活動の一環として、岩手ビッグブルズのホームゲームにてアウトリーチ活動(ブース設置)をしてきました。
内容としてはアンチ・ドーピングに関する簡単なクイズに答えていただき、ドーピングについて身近に知ってもらうのが目的。
2日間の活動でしたが、150人を超える人数に立ち寄っていただきました。
その中で気づいたことは
1・漢方薬がドーピング違反になることを意外と知らない
2・南天のど飴には禁止薬物が入っているのだが、子供はその商品自体を知らない。
3・ドーピングについて相談する人は?の質問に「薬剤師」と答えてくれる人が意外に多くて嬉しかった。
4・ヴィックスドロップは大丈夫だけど、ヴィックストローチは禁止薬物が入っているのでだめ。
5・この活動は継続すると跳ねそう。

私自身、スポーツファーマシストの資格を持っていますが、活かし方がわからないのが正直なところでした。
今回の活動を通してわかったのは、もっと発信しないといけない。ということ。そのためにはもっと個人の力を高める必要があるんだと気づきました。

さて、表題に戻ります。
岩手ビッグブルズの試合会場に足を運ぶのは初めてでしたが、いろんな方が関わっています。
試合を盛り上げるために欠かせないのはチアダンスのみなさん。
RedCharmさんと言うそうです。
薬剤師とチアダンスの皆さんって共通点があるとふと思いました。
それは

組織の中にいて、「個」を磨かなければいけない。ということ。

薬剤師は国家資格なので、当たり前だという意見もあると思いますが、まあ聞いてください。
チアの皆さんをみていて、チアの皆さんは集団の中にいても、「個」の発信によってファンを獲得したり自分の成長につなげることが大事だと思っています。
薬剤師もただ職場の中で仕事をこなしていては、「個」が成長しないし、患者さんの信頼を獲得するのに時間がかかってしまいます。
今日、患者さんからとても嬉しい言葉を頂きました。

「あなたがいるからここに来るんです。来年もよろしくね。」

どの仕事もそうかも知れませんが、プロとして仕事をする以上、自分のやることには責任をもつこと、自身を持つこと。サボったら必ず自分に帰ってくること。
そんなことをRedCharmのみなさんを見ながらふと考えていました。
(決してスタイルだけを見ていたわけではないですけどね)

明日もがんばろ。

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