趣味は読書。でも「読書した!」と思える本は少ない。
細々と続けております。いしかわゆきさんの「書く習慣」の「1ヶ月チャレンジ」。
本日は3日目!
お題は「今1番やりたいこと」です。
考えます。
なにかな~。
カラオケ?
思う存分寝る?
漫画を読み耽る?
それともラノベ?
何か文章を書く?
いろいろと候補はありますが、1番か。
1番を決めるとなると難しい。
そもそも私は何をしたいのかしら、となりがちな人間なんですよね。
だから、やりたいことがあって割と出かける夫に対してイラッとするところがあります。
夫は「これやりたい」って私が言えば、普通に時間を作って娘のお世話を引き受けてくれるタイプの人なのに。
もったいない。
本当、何かにハマりたいし、趣味が欲しい。
うん、せっかくなので趣味について考えてみよう。
小学生の頃はとにかく読書
私は幼い頃から読書に抵抗はありませんでした。
幼稚園児の頃には、弟と妹がいることもありひとりで絵本を開いて読んでいました。
小学生になって図書室なるものを見た時はびっくりした気もします。
厚めの、読んだことがなかった本がたくさん置いてありました。
その頃から、挿絵はイラスト的というか、漫画チックなものを好んでいましたね。
母親に「また漫画借りてきて」みたいなことを言われた記憶があります。
本格的に読書にハマったのは小学3年生の時。
「ハリーポッター」に出会ったのがきっかけです。
あれで私は自分が厚めの、文字ばかりの本も読めると知ることができました。
高学年から中学生にかけて、「ネシャン・サーガ」も読みましたね。
あれは本当に1冊が分厚かった。全3巻とそこはコンパクトだけれど。
で、図書室で本を借り、学校から帰ってきたらご飯まで読書。
なんなら学校での休み時間も読書。
隙あらば読書だった気がします。
外で友だちと遊ぶのも好きでしたけど、1番熱かったのは読書ですね。
中学生になるとライトノベルに手を伸ばし、これが本当に面白い!
途中で追いかけるのをやめたけど、「灼眼のシャナ」は頑張って読んでました。
あと「少年陰陽師」と「破妖の剣」も好きで、1番は「トリニティ・ブラッド」です!
本当に面白かったのに、作者さんが亡くなって未完となってしまいました。
こんなに楽しく読んでいたのに、高校生になると勉強が忙しくて読書から離れてしまいました。
すると大学生になっても読書は復活することはなく、友だちと遊びに出かけたり、ぐだぐだといつまでもおしゃべりして過ごすようになりました。
そしていつのまにやら、なんとなく趣味と言えなくなってしまった…。
中学時代は部活に打ち込む
ライトノベルを読んでいた頃、実は1番頑張っていたのは部活です。
卓球部だったのですが、もう、本当部活のために登校していました。
女子にありがちな、グループを作って、そのグループ以外とあんまり関わらない的なやり方がなんとなく合わなくて、あっちふらふらこっちふらふらとしていました。
勉強する意味もなんだか見出せなくて、そっちもふわふわ。
そんなわけで、中学2年生は1番成績を落とした時期でもあります。
だから!とにかくこの時期は学校が面白くない!
でも、部活だけは面白い!
本当のめり込んでましたね。
地域では強かったです。
県レベルにはなれなかったけど。
私以外の女子がほぼ部活にこなかったので、男子に混ぜてもらって練習していました。
あの頃は男子も強くなろうと一生懸命だったので、お互いに良い刺激を与えていた気もします。
あの時代の同期とはゆる~くつながってます。
あけおめくらいはグループラインで交換しますし、結婚のお知らせも届きます。
それでも思いますね。
みんな元気かなって。
高校は勉強一択の、大学時代はカラオケと飲み会に参戦!
高校は自称進学校に在籍していたので、図書室は本を借りる場所ではなく自習室でした。
本の借り方もわからない。
…これは問題では?せっかく本が置いてあるのに。
今の生徒たちも当時の私と同じだったら、あまりにも残念すぎる。
それで良いのか進学校。
とにかく高校時代は予習と復習と課題で1日が潰れる。
というか、1日が短い。足りない。
英語や数学の予習は時々捨ててましたね。
ええ、板書が当たらなければ解きません。
時間が足りないので!
得意な国語はやりましたけどもね。
部活も在籍はしていたけれど、同期と馬が合わず幽霊部員。
あんなに嫌なら辞めればよかった。
入試だって一般で推薦使う予定なんてなかったし。
でも、大変でしたが勉強はまあまあ楽しかったです。
あの学校に行ってなかったら受験校が全然違っていたと思います。
大学で夫と出会い結婚しているので、高校には感謝ですね!
大学時代は反動か本当に勉強しなくて、友人と遊んでばかりいました。
カラオケに行ったり、飲みに行ったり。
なんなら飲み会からのカラオケオールはしょっちゅうでした。
あの体力は今何処。
部活の同期とよく遊んでいたのですが、好きなアーティストのライブに出かけていく者、創作活動に勤しむ者、自分の好きな作品を人に勧めて回る者、皆さまざまに自分の好きなもの・ことがありました。
私は別に何も布教しなかったな。
特にこれ!と言える好きなものがないと感じていた記憶があります。
彼ら彼女らの「好き」と比べてしまうと私の好きは好きではなかったのです。
比べるのがおかしいと、今なら思えますが。
そんなわけで、私は大学時代から自分に趣味がない、好きなものがないと感じ始めたわけです。
大人になって、親になって、隙間時間に小説を読む
今、何をして遊んでいるかな~と思ったら、やはり読んでいます。
Kindle本や、ネット小説を。
でも、なんだか「趣味は読書です」と言えないのです。
デジタルデバイスで読んでいるからでしょうか。
紙で読んだら、もっと「趣味です!」と言えるのでしょうか。
なんとなく思っているのは、Kindle本と言ってもKindle Unlimitedだからかな~です。
あれは定額読み放題なのですが、さすがに世間で良書と認められているものは読み放題に入っていないものが多いのです。
出版社を通していないものや、出版社から出ていても古い本だったり。
そんなわけで、良質なものにそんなに触れられてないのかな~と思っています。
ノウハウ系のものをばかり読んでしまっていて、満たされていない可能性もあります。
あれって、言い方が違うだけでみんな大体同じことを言うので。
読んでも読んでも同じテーマで読む限り新しい情報が入ってこない!
あと、俗に言う「なろう系」の漫画や小説もよく読みます。
すぐみんな異世界に転生します。悪女になります。
それなりに面白いから読んでいるのは事実なのですが、同じものをベースに置いているため別作品を読んでも理解が楽なためか「読書した感じ」がないのですよね。
ライバルキャラをこうしたのか~とか。
攻略対象をこういう設定にしたのか~とか。
新しい専門用語を覚える必要もないし、人を覚えるのも楽。
覚えておくべき人と、忘れていいキャラの判断も楽。
というかキャラというより役という感じなので、名前とか覚えなくても話が理解可能。
読書というより、時間潰しをしている感覚。
なのに!
このテーマは広告によく出てきて気になってしまう!
だから読んでしまう!
異世界転生ものは、Kindle Unlimitedで一巻だけ無料で読めることも多いですしね。
中には夫に勧めたくなるくらい面白いものもありますよ!
実際勧めたこともありますし!
でも数が多いために玉石混交で、当たれば有意義な時間を過ごした気分になれますが、なかなかその機会には恵まれない。
最近じっくりかつハイスピードで読んで楽しんだのは「妖琦庵夜話シリーズ」ですね!
あれはとても読んでて気持ちよかったです。
読書している感じがある本でした。
思い返せばやっぱり読んでる
これを書きながら、「読書した感じなれる本」になかなか出会っていないだけで、文章はしょっちゅう読んでいることに気づきました。
「読書した感じになれる本」は面白い分Kindleでも定額読み放題ではなかなか出会えません。
あれ?Kindle Unlimitedの意味は?
異世界転生系の小説を読み漁るようかしら。
もっと図書館とか使うべきなのかしら。
でも、ライトノベル系が好きなのよね。
ただ、ノウハウ系は私は読書した感じなれないということはわかりました。
物語が好き!
そんなわけで、私が今1番したいことは、「面白い物語を読む」です!
いや~ここに至るまで長かった。
なんで気づかなかったのでしょう。
やっぱり私の趣味は読書ですし、物語を書くのも好きです。
ただ、やっぱり育児の隙間をついてというのもなかなか難しいものですね。
夜は疲れてすぐ眠くなるし。
家事は得意じゃないから溜めちゃうし。
夫にはこれからこうお願いしましょう。
「本読みたいからちょっと娘をお願いね」
そして娘とは別室で本を読むのです。
美味しいお茶をお供にしましょう。
この気づきで、少しは時間を有意義に使っている気分になれますように。
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