2020.3.13.(金) つながってゆく未来に
WHO、「制御可能なパンデミック」宣言。
こちらの記事には「パンデミックとは、制御不能の状態」とある。
「募っているが、募集してはいない」と似た趣を感じる。
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天気のいい日は(花粉と闘いつつ)できるだけ外に出て、短い時間でも誰かと会う(人混みはさけて)ようにする。そして、できるだけ楽しいことに触れる。
「新生音楽」(シンライブ)の評判がじわじわと広まっているのが嬉しい。
「新生音楽」(シンライブ)スタッフと会議するためにSlackを始めた。便利。テレワークのスキルは日々向上する。今ほど、ネットとパソコンが好きで良かったと思えたことはない。
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ceroの有料ライブ配信を観た。拍手がないことを逆手にとった、ほぼノンストップの構成。チケットを買うと見る側も真剣になれる。
とてもいいライブだった。新しい時代の始まりを感じた。
ライブを見ているときに友人から連絡があって、2往復ほどのやり取りの後、彼の新曲の録音に参加することが瞬く間に決まった。
僕らはこの手足を縛られるような閉塞感の中で希望の糸を吐く蜘蛛だ。
多様な蜘蛛の糸を集めて、新しい布を織るのだ。
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今日一番笑ったのはこれ。
この替え歌動画の、社会風刺と締め方も良かった。
トップ画面のイメージに嫌悪感持たずに是非。
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これは事実上、中止(延期)のサインではないか?と思った。
感染症研究と公衆衛生の先進国・イギリスの、超現実的かつ明確に未来を見据えたビジョンに、ただただ驚く。下の記事より。
【「イギリスの実際の感染者は他国の検査数と陽性率を見ると5000人から1万人いるとみられます」と分析。もはや感染を止めるのは不可能なのでゆっくり感染して集団免疫を獲得すると(英国主席科学顧問は)明言しました。
来シーズンにはワクチンが開発されている可能性があるため、感染して自分で免疫を獲得した人とワクチン接種を受けた人の割合をコントロールしながら60%に持っていく戦略です。
今封じ込めすぎて感染のピークがNHS(国民医療サービス)の繁忙期である冬にやって来ると大変なので一番暇な夏に来るようにコントロールする目標まではっきり示しました。「封じ込め」が破綻した今、イギリスは新型コロナウイルスにも「いい加減」に対処しようとしているようです。
集団免疫を獲得するまで先は長いので今からあまり頑張りすぎないようにというアドバイスもありました。】
あんまり頑張りすぎないようにしよう。
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