生物はなぜ死ぬのか  小林武彦

多様な「種のプール」があって、それらのほとんどが絶滅、つまり死んでくれたおかげでたまたま生き残った
「生き残り」が進化という形で残っているだけです

「死」そのもの、生物によって異なる死という現象について考える

原核生物である細菌(バクテリア)地球ができて最初に現れた生き物
地球上で一番多い、ミステリアスで様々な可能性を持つ生き物

ヘッケルの反復説
動物(両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類)の初期の肧は、魚類に似ている

私たちヒトの体内でわざわざ細胞を死なせるプログラムが遺伝子レベルで組み込まれてる

死は生命の連続性を維持する原動力なのです

奇跡的な命を次の世代へと繋ぐために死ぬのです

命のたすきを次に委ねて「利他的に死ぬ」というわけです

ヒトにとって「死」の恐怖は、「共感」で繋がり、共に幸福感を与えてくれたヒトとの絆を喪失する恐怖なのです

死なないAIは人間と違って世代を超えて進歩していきます
限られた私たちの寿命と能力では、もはや複雑すぎるAIの仕組みを理解することも難しくなるかもしれません、
人類は1つの能力が変化するのに最低でも何万年もかかります、その人類が自分たちでコントロールすることができないものを,作り出してしまったのでしょうか。

進歩したAIは、もはや機械ではありません、ヒトが人格を与えた「エイリアン」のようなものです。
しかも死にません。どんどん私たちが理解できない存在になっていく可能性があります。

電子図書館で読んでみた本より引用させていただきました。
生物の始まりが神秘的だけに
最後に語られてる、AIに関する文章がとても印象的です。

ちなみに、やっぱ 紙の本が好きです。

動画も見つけたので張り付けておく!

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