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個人開発をいかに続けるか

作り始めたはいいが、なかなかリリースまでいかない。
リリースしたはいいが、最近アプデをサボりがち。

そんな怠惰な己と絶賛格闘中の皆様(ちなみに私もだ)。
今日はいかに個人開発を継続していくかについてみていこうと思う。
(これは完全に自分への戒めだ)

なぜ継続が大切か

まず、私個人の意見を言わせてもらうと(だれだよお前。何様だよ。と言いたい気持ちは横に置いておいて、温かい気持ちで読んでもらえると嬉しい)、個人開発は何を差し置いても継続が一番大切だと思っている。

個人開発はいわば、筋トレと同じだ。

筋トレはいいぞ〜

初めた当初はガリガリ、ヒョロヒョロ。
それでも扱える重さからスタートして、3ヶ月。少しだけ筋肉がついたような気がする。
それからさらに1年。扱える重量も増え、体は少し大きくなったかな?
そしてさらに3年。着痩せはするもののSサイズだったのがMサイズ、いや服によってはLサイズの服を着るように。
そしてさらに5年。歯磨きをするかのようにジムへ行き筋トレ。筋トレを始めた頃の自分はどこへやら。

そんな感じで個人開発も同じだと私は思う。
最初は必要最低限の機能でリリース。
少しずつアップデートを繰り返すことによって機能もユーザーも増えていく。

それして継続すれば1人でも多くの人にリーチできる。
もしかしたら知名度のある人が、いつか使ってくれるかもしれない。
もしかしたらいつかネットで取り上げられるかもしれない。
継続することで、そのいつかがもしかしたら掴み取る事ができる日が来るかもしれない。

だから継続する事が大切だと思う。

まぁ継続する大切さは百歩譲ってわかった。
じゃぁ継続するにはどうしたらいいのか?

とにかくリリースしろ

あの機能とこの機能と、あとはあれも….
なんてやってるからリリースする前でやる気がなくなる。

最初は必要最低限の機能でいい。

でも、他のアプリと比べて機能が劣ると使われないんじゃないか?
バグがあったらクレームが来る?

大丈夫だ。どうせリリースしても最初からそんなに使われないから。
バグなんて出て当たり前だ。(心では本当にすみませんと思ってる)
使われたら、使われた時に考えればいいし、バグは見つかった時に修正すればいい。むしろそんなに大きなバグじゃなければ後回しでいい。
まずはリリースしろ。それが一番大事なことだ。

完璧を求めるな

もっとゆるくいこう

padding(5)のほうがいいかな〜?
いや、padding(10)のほうが余白取れていい感じかな〜?

そんなのどっちでもいい。
もう一度言う。本当にどっちでもいい

大半の人がアプリ使ってて、
ここはpadding(10)ぐらいにしてもうちょい余白欲しいな〜
なんて、思いながら使ってない。(そんな人がいたら多分あれだ、職業病の人だ)

そんなことよりも、もっと他にやることがある。

7,8割ぐらいの出来栄えでいいのだ。
それで指摘があったら追加したり修正していけばいいんだよ。
完璧なアプリなんてない。だからいろんなアプリが世の中にあって、そして日々新しい他にない機能を持ったアプリが登場してくる。
そしてそのおかげで私たち個人開発者も生きていける(挑戦していける)のだと思う。

そのリファクタリングは後でいい

今じゃないんだ。
リファクタリングしたくなるのはわかる。
でもそれは今じゃない。

どうにも私たち開発者という種族は、いかにコードを読みやすくかつ、美しくしていくかに重きを置いてしまう性質がある。(一応私も開発者の端くれとして気持ちは痛いほどわかる)

だが、個人開発においてそれは優先度が決して高くない。
むしろ下の中ぐらいだ。
もちろんリファクタリングするなとは言わない。
だが、決して今じゃない。もっと後でいい。

そんなことよりも、新機能の追加や、マーケティングに力を入れたほうがよっぽどいい。
ハッキリ言う。使われなければ、そのリファクタリングは無駄な作業だ
使われなければ、アップデートの頻度は減る。ついにはアップデートしなくなる → コードが読みやすかろうとなかろうと同じ。

だから一旦そのリファクタリング後でやろう。なっ。(ぐぬぬ)

定期的に数字を見る(DAUやAdmobとか)

数字は残酷だよね。でも現実なんだよね。

これは人によってだと思うが、数字を見るとやる気が出たりする。

リリース初期は特に、1ダウンロード増えるだけでも嬉しいものだ。
小さいアプリながらも、少しずつ数字が増えていくのを見るともっと機能追加したり、改修して良いものにしようと思ったりできる。

あとは広告やサブスクなんか入れているアプリの場合は、単純にお金を生み出している事実を目視で確認できる。
何かを作って、それがお金になっている実感を持つことは個人開発を継続する上でやはり欠かせないものである。
作るからにはお金を生み出すものを作りたい。(そりゃそうだ)

自分がユーザーかどうか

自分がユーザーであれば、使っているうちにもっとこうしたら良いとか、もっとこの機能が欲しいとか、いろいろ出てくるはずだ。

そうなるとやっぱりアップデートの頻度や継続率が全然違ってくる。
なぜなら自分が使いたいし、欲しい機能だから。

自分がユーザーじゃない(他の誰かの課題)場合でももちろん良い。
でもどちらかと言えば自分がユーザーである方がアップデートの頻度や継続率の低下、リリースまでの道のりで止めてしまう、なんて確率は低くなるだろう。(だって自分が欲しいんだもんっ)

個人開発者で有名な方々も、元々自分が欲しかったものを作ってヒットしている人が多い気がする。(肌感)

自分がユーザーになれるってのは開発する上で強みになると私は思う。

腐らず 焦らず 頑張ろうぜ

とは言っても、やっぱりモチベ下がることなんて日常茶飯事だ。

でもさ、もうやるしかないんだよ。とにかく行動するしかないんだよな。
全てにおいて行動を上回るものはないと私は思う。

だから腐っても、モチベ下がっても、またやれば良いんだよ。
ちょっと休憩してからまたやれば良いんだよ。
他の人が作ったアプリがヒットしてて、すごいな〜とか思いながら頑張れば良いんだよ。自分のペースで焦らず行こうぜっ。
何回リジェクトくらっても、めげずに直して再レビュー出してやろうぜ。(リジェクトって地味にモチベ下がるよね)

険しい道だけど頑張ろうぜっ

さーってと。やるかっ。

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