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【詩】 どこで終わりたい

つれづれ


駅附設の百貨店に立ち寄って、他愛もない買い物をした。

雑貨店でマットを三枚、水仕事をするところに敷くつもりで。

そんな風に、他愛もなく日々が過ぎていくといい、郷里の街を歩くようにほっとするのは、そういう街そのものに俺が育てられたからだろう。

朝起きたときに、瞬間見失う、毎朝、自分はいまどこにいるのだろうと思うような暮らしを、人は旅と呼ぶのか。

実際には旅暮らしをしている訳ではないけれど、いつかどこかで果てるなら、そこが故郷であるといいとそう思うか。

人は育まれる親に人にそして土地に。

どこで終りたい?

この人生は旅で終わるだろうか。

どこで終わりたい?




(もう過去の呟き)

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