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【詩】 酷暑


靴裏からその身を焼くだろう

真下から貫いて届く熱に

誰しもが避けようもなく焙られながら

たまさかの風に僅かな熱を逃がす

それすらも同じ熱さで

触れた舌と目をひび割れさせる


砂ぼこりの街に

モーターの音が陽炎に揺れる

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