フォローしませんか?
シェア
いくつも いくつも 言いたい言葉がこぼれ落ちそうに 溢れる そのすべてをそのままに 赴く…
なにもかもすべて 臆病と怯懦 憤懣と鬱屈 尊大と傲慢 失意と絶望 世にすべて 尊いものばか…
行方知れずの男 その男は永遠に彷徨っている この世を 生きはぐれ 死にはぐれ 永遠に彷徨…
遠い 夏の夜に 熱を含んだままの アスファルトに 手のひらで触れたことを思い出す 凍て…
放て 放て その矢を 過ちでもよい 心の臓を 鉄と鉛を 血と肉を 貫き通すだけの矢羽根で…
時を 待ちわびているのか そうか 何もかもが 果たされることのない約束だなどと あらかじ…
老人と海 久しぶりに見た。 やはりいい映画だと思う。 美しい。海が。 海と 夕焼けの映像が美しい あの国に行ってみたくなるほど
詩と死 生と死 聖と俗 人を殺してそして伝説になる者もいる 人が人として成ったのはおそら…
覚え書きか 煉瓦造りの古い建物 古い銅の壺 常套句で潤色された愛すべき御伽噺 古い銅の…
靴裏からその身を焼くだろう 真下から貫いて届く熱に 誰しもが避けようもなく焙られながら …
日の光が 朝を教える ここは日の昇るくに。 深い澱のような絶望も 焦がれた果てしない熱…
軋む どうしても 軋む そこを通らずば ただ 隣の部屋に行けない 古い家の 古い床の …
睡魔に 負けそうだ 背中から滑り落ちる そのまま床に落ちる 落ちておくのも それほど悪…
人の 目を惹こうと 書いているわけではない けれど 誰かの目を避けているわけでもない 望む者は望み 訪なう者は訪い まこと 批判と非難をすら含めて すべてが自由に だが 訪れる人々が 一体何を好奇に訪れるのか じつは変わらずいっかな解せないのだが 門は 開かれている 確かに待ち人もそこはかとなくいないわけでもなく それもあてもなく すべての人に それぞれに責任において 何を見て 何を思うか すべてを自由に