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社会人生活のふりかえり

こんにちは、たかもんです。

2022年3月末にて新卒で入社した会社を退職しました。
社会を根底から支えるスケールの大きい仕事をしたい、海外と関わりたい、ボロ雑巾になるくらいバリバリ働きたい(ドMか私?)、の3本柱を掲げて就活に挑み、某専門商社に入社。大学時代に先輩から聞いた、「趣味を仕事にしてはいけない、趣味を嫌いになって苦しんでしまうから」という言葉を信じ、ただ憧れやステータス重視で就活に励んだ。

実際に就職した会社では海外との貿易実務バリバリで、スケールの大きい仕事を通じてたくさんのことを学ぶことができた。緊張感ある仕事をやらせてもらった(1回の取引で億単位の売買利益で物事動くからヒヤヒヤ、1日納期遅れしただけで損害賠償数億円?!などなど、毎日胃がキリキリ笑)。
憧れてた海外出張も何度も経験させてもらった。わたくし社畜か?と思えるくらい早朝から夜遅くまで働いてボロボロにもなれた。(ドM確定)
ボロボロになりながらふと気づいた。

就活時代に掲げていた柱は達成できたのに、やりがいや達成感を得ることがなく、なんだか虚無感が…。
すごく一生懸命働いている自信はあるけれどなぁ、分からない。だけど途中で逃げ出したくない、福利厚生や給料が良い環境から離れられたくない。ただ目の前にあるタスクを無心でこなしていく毎日だった。
苦手・嫌いな人が理由で仕事を辞めてはいけない。
人を目標にしてはいけない。それは自分含めて会社には異動というものがあり周りの環境が変わるから。だけど私の唯一のやりがいは名古屋時代の上司。どんなときでも支えてくれて、
いつも的確なアドバイスを与えてくれる上司が大好きだった。その上司のためにどんなに辛くても泥臭く仕事に励んで部の利益を生み出した、評価されたくてがむしゃらに仕事に打ち込んだ。私の仕事のストレスをたくさん聞いてくれた。私の成長を思いたくさんのことに挑戦させてくれた。夜遅くまでたくさん飲んで、次の日お互い二日酔いで出社した日々懐かしいなぁ。仕事に悩んで転職活動をしたこともあったけど、最後の最後に上司の顔を思い出してしまって踏みとどまった。やっぱり私は大好きな上司のためにここで頑張りたいと思った。

そんなある日、東京本社への辞令が。
名古屋での業務はイレギュラー対応ばかりだったし、国内取引が多かった。念願の海外取引バリバリの部署に異動が決まってめちゃくちゃ嬉しかった。
さー、新天地で心機一転頑張ろうと思ったけど私のモチベーションは変わることはなかった。
今までの唯一のモチベーションだった上司とも離れてしまって、1人で悩むことが多くなった。この会社で働いていて、私は幸せなのかな?ここでずっと働いていればある程度の給料を得て安定した生活をすることができるけど、やりがいがなく仕事に面白みを感じず心が死んだまま私は働き続けて幸せなのか?悩み、悩み、悩みまくった。禿げるかと思った。だけどようやく自分自身を理解することができた。


私の幸せはこれだ。

私の好きなことに熱中して働きたい
興味&関心=やりがいであり、動力になること。
福利厚生、給料は生活面で大事ではあるけれど、
毎日楽しい!と感じながら仕事をしていきたいし、それを自慢に生きたい。好きなことに熱中してその道のスペシャリストになりたい!

もっと自分の考えを形にしたい
自分の力が至っていないっていうのもあるけど…、
前職での仕事は何かしら答えが決まってるような気がした。商社の仕事上、モノを安定供給することが任務だし、会社の枠組み的にこうしないといけない、商材の特質上こうするしかないなどなど。
気付けばこの5年間で1から何かを考えて形にしたことがない。1からゴールまでやり遂げる達成感を味わいたい!1つの課題をやり遂げて祝杯のビールを飲みたい。笑

人の幸福のために働きたい
私は人が大好き。人と一緒に協力して仕事したいし、人のために全力を尽くしたい。前職での仕事は個人プレーが多かった。自分1人に任せてもらえてる嬉しさはあったけど私は「孤独」をすごく感じてしまった。”インフラ”というかなりスケールが大きいモノに対して仕事をしていたけど、やっぱり私はもっと一人ひとり、小さな課題に熱中していきたい!


5年間もかかってしまったけど、
私がやりたいことをしっかり棚卸しできたから
私は退職する道を選んだ。びっくりするくらい後悔していない。

この留学期間中、帰国後に自分がどういう仕事に就きたいか、
しっかり考えていこう!!

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