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悪意あるコメントを避けるという選択

前回は『悪意あるコメントが怖くなくなる方法』をご紹介させていただきました。けど、中にはどうしてもそういった誹謗中傷に慣れることができないという方もいらっしゃいます。なので今回は、そういったコメントを避けるという選択もあるよ。というお話を創作活動をしている立場から書いてみたいと思います。スポーツやエンタメをしている人は、自分の立場に置き換えて考えてみてください。


0.コメント機能のメリットとデメリット

小説投稿をしていると、感想やコメントをもらうことがあります。これは凄いメリットです。読み手さんと交流できますし、宣伝にもなります。気づかなかった点についてアドバイスをもらえたり、モチベーションアップにも繋がります。これを繰り返していくことで、良い作品が生まれ、PV数も増えていきます。

デメリットとしては、悪意あるコメントが書き込まれたりすることです。時には正当なアドバイスであったとしてもグサリとくることもあります。間違ったアドバイスもきます。一喜一憂することで、モチベーションにも影響が出ます。


1.メリット>デメリットになっていますか?

メリットはデメリットよりも大きくなければいけません。

成長や成功を考えると、感想やコメント機能をフルに使うことはマストだと思います。しかし、デメリットの部分が大きいと、落ち込んで執筆が進まなくなったり、日常生活に支障を来したりします。これはむしろ自分の成長の妨げになるかと思います。

みんながやっているからといって、自分も同じようにやらなければならないというわけではないです。メンタルの耐性は人それぞれなので、自分に合った選択をした方が絶対にいいです。

作家になる実力を持っていたにもかかわらず、誹謗中傷によって筆を折った人もいるでしょう。プロの作家さんでも、描くのが怖くなるということはあります。大丈夫だと思ってエゴサーチしたら、予想以上に心にダメージを受けるというのは珍しいことではありません。

どうしても慣れないのであれば、コメントを避ける創作活動も考えてみてはいかがでしょうか。


2.新人賞

例えば新人賞があります。メリットとしては『実力主義であること』『出版社によっては評価シートがもらえること』『評価シートには厳しいことが書かれるかもしれないけど、悪意は一切ないこと』『入賞すれば賞金がもらえること』でしょう。

デメリットは『結果が出るまでに時間がかかること』『評価してくれる人の数が少ないこと』『感想の数が少ないこと』が挙げられるかと思います。読んでくれるのが一次選考の下読みさんひとりだけという可能性も十分あります。


3.投稿サイトを利用しても、一切感想を見ない

コメントや感想などをもらっても、一切見ないで、ランキングやPV数だけを眺める。自分がどの位置にいるのか、どのぐらい読まれているのかはわかるので、モチベーションは得られます。

ただ、見ないという強い意志が必要です。おそらくですが、PV数が増えれば増えるほど、自信がついてきて、少しぐらい見てみようかなという気になってしまうと思います。さらにいえば、ひとつでも心を傷つける感想があると、その傷を埋めるために、他の感想もすべて読みあさってしまうという流れになると思います。


4.人にお願いする

人にお願いして、感想欄の悪意あるコメントの削除をお願いするのもありではないかと思います。

信頼できる仲間がいるのであれば、相互で感想欄の清掃をしあうというのはいかがでしょう。他人の作品のコメントであれば、ある程度フィルターがかかるので傷つかずに削除したりブロックしたりできると思います。


5.まとめ

最近では、ネットへの投稿が主流になっています。感想をもらったり、読者さんとふれあったりすることも増えてきました。とても楽しくて素晴らしいことだと思います。けど、それが自分に合っているかどうかは別です。みんながやっているからといって、同じようにしなければならないわけではありません。

もしかしたら、あなたの作品は未来のベストセラーになるかもしれません。可能性は誰にも否定できません。満足するまで行動したあと、自分自身で才能と可能性を決めればいいことです。他人が決めることではありません。だからこそ、自分にとってのベストの選択をして、作品を最高の状態で世に送り出してあげてください。

創作だけに言えることではないです。仕事でもスポーツでも趣味でも同じです。選択肢というのはたくさんあります。絶対に消してはいけないのは『楽しいと思う気持ち』です。

『どちらが正しいかではなく、どちらが楽しいかで選ぶ』のが人生を豊かに生きるコツです。


以上、たかみでした。


記事を読んでくださってありがとうございました。いいなって思った時、サポートしてくださると、たかみが喜びます。