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調理道具の聖地・かっぱ橋道具街で、包丁を買う。

今日は包丁を買おうと思う。ここならきっと、飛び切りのお気に入りが見つかるはずだ。
やって来たのはこの巨大看板が目印の、東京・かっぱ橋道具街。上野と浅草の中間・南北800メートルを結ぶ調理器具や食器類の専門店街だ。プロ御用達、料理好きの聖地である。目指すお店は釜浅商店。プロは勿論、料理研究家のコウケンテツ氏もお気に入りの店だ。

●見るだけでもワクワク楽しいかっぱ橋

本格的な調理器具は勿論、オシャレな食器、輸入ものなどの店も揃うかっぱ橋道具街。並行輸入品やアウトレットも充実しいる。料理系YouTuberたちが使用しているオシャレで重厚な木製まな板なんかもいっぱい見つかる。
検索するとマップや紹介記事が沢山出てくるので、事前に行きたい店をチェックしてから出向くことをおすすめする。

*かっぱ橋回遊・お店紹介については、別の機会に記事投稿予定


●目的は包丁。しっかりした良いモノが欲しい

私のお気に入り釜浅商店は、本格的な調理道具がずらりと揃う。もちろん家庭用にも対応しており、買うときにはしっかり相談できるのも魅力だ。
私はつい先日、包丁で2度にわたって怪我をした。いや、ちょこっと血が滲んだだけだが、包丁が食材からするっと滑ってしまうのだ。この滑り方はちょっとおかしい。研いで手入れしても、切れ味イマイチ
多分、寿命だ。新調どき。釜浅さんでは、こんな悩みも聞いて対応してくれる。

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釜浅商店入口。こちらは鍋類専門。包丁は通りの向こうの店舗にある。

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包丁を揃えた店舗の入口。鉄の黒と木のナチュラルな風合いがオシャレ。プロ気質な重厚感でちょっと身構えしそうだが、入ってしまえば初心者にも丁寧に対応してもらえる。

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1階、店内。壁一面に並ぶ包丁。左利き用、そして和包丁がずらり。

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こちらは私が買いたい三徳包丁とペティナイフのコーナー。アドバイザーの方がついて下さり、要望にあった包丁が選び出される。

●見るだけじゃなく、握ってトントンして話しを聞く

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大テーブルの上に、数本のサンプル包丁が出された。テーブルの天板は巨大なまな板のようになっている。ここで実際にトントンとエア切りしてみて、握り具合、重さなどを確かめる。

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私が選んだのは、矢印の2本。

・三徳包丁:赤柄鎚目V10ダマスカス 三徳 11,880円(税込み)
・ペティナイフ:V金1号 ペティナイフ125mm 5,610円(税込み)

きちんと手入れしながら使用すれば、10年は持つとのこと。ただし研ぐ度に刃が削られるため、だんだん小さくはなる。家庭用で扱いやすいステンレス製なので、普段はシャープナーを使い、年に一度、研石で刃全体を整える。

アドバイザーの方から包丁の特徴やお手入れ方法を教えてもらい、こちらの質問も含めてじっくり話しながら買うことができた。安心だし何より楽しい。道具選びは本当にウキウキする。

●良い道具を揃えるのは、最大の時短

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帰宅後、待ちに待っての開封だ。実はもう一つ、この小さな黒いまな板を購入した。今、この黒まな板の大判サイズ使っているが、もう手放せない愛用品釜浅商店オリジナルの商品である。刃当たりが柔らかく、驚くほど疲れない。ヒノキのまな板に比べて手入れがしやすい。ただし・・・めちゃ重い。ちょこっとネギの小口切りくらいにいちいち大きなまな板を出して洗ってというのは面倒なので、特小サイズを追加買いした。

・包丁にやさしいまな板 黒 特小 2,860円(税込み)新規買い
・包丁にやさしいまな板 黒 中  7,920円(税込み)愛用中

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この厚み(2センチ)、どっしり感がおわかりいただけるだろう。重いということは安定性が抜群ということ。デメリットあれど、ここまで気に入ったまな板は初めてだ。表面が傷ついても削って使い続けられる。

自分に合った良い道具を揃えると、想像以上にストレスがなくなる。手際がよくなる。私のように多少料理が下手で包丁の使い方さえ我流でも、道具がうまくやってくれるのだ。これこそ最大の時短、ストレスフリー。

釜浅商店の商品は、オンラインでも購入できる。使い方や特徴などもしっかり書かれているので、調理道具に興味のある方はぜひどうぞ。


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