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sango手帳がどう役に立つか知りたいあなたへ〜後編

こんにちは、高松奈央です。
今回は前回の続き、sango手帳があなたにどう役に立てるのかについての後半です。

前回のnoteでお母さんの幸福感を求めるために選んだ手段は自己決定を支援する。そのためにsango手帳が大切にしていくのが選ぶと決めるというふたつのワードを掲げました。今回はもう少し詳しく。

前編はこちら

1.産後に自己決定がこれほどにも大切な理由

 子供を産んだ直後はどうしても産む前より自由な部分は少なくなります。
理由は大きなものは出産後の万全とはいえない身体と揺れ動きやすい心、慣れない子育て。何度もnoteで書いてきました。もうわざわざ書かなくてもすぐにわかったこともあるかもしれません。
 しかし問題は自由な部分が少なくなることではありません。産後の生活には自分だけではなく、赤ちゃんという存在も加わるため、産む前より自分でコントロールしきれないことが多くなります。整理していけば調整やコントロールできないことはほとんどありません。しかしそれがなかなかできない。問題はほとんどのお母さんが、これらのことを整理しないまま自分でコントロールしきれないと判断して身体と心を疲弊させてしまうことです。産む前は意識してくることがあまりなかったかもしれませんが、産後はこのことをより意識しながら過ごしていかなくてはいけません。
 自己決定ができずにコントロールを失うということは、ハンドルもアクセルも他人に預けたままドライブをするようなものです。止まりたい時も止まれない。休みたい時も休めない。急ハンドルになることも。
 自己決定はできれば幸せというものではなく、できないと大きな問題に発展しかねないのかもしれません。自己決定は産後に備えて高めておくことが必要なスキルです。

2.自己決定の方法を選ぶと決めるにした理由

 普段とは違う産後の状態で自己決定の力を高めるために、方法はよりシンプルに取り入れやすくしたい。とは言っても産後は疲労状態でどんなに考えても及ばないこともあるし、そもそも視野が狭くなるので。
 ここで産後のあなたへ質問させてください。目の前にある選択肢、いつもとっている選択肢はあなたにとって最適かということを。しっくりくる選択肢を、心から本当に望む選択肢をとれているでしょうか。選択肢の数は求めませんが産後であっても周りや状況に左右されない選択肢をとれるようにしておくことは意識しておきたいところです。
 決めることについても産後はどうしても判断力が鈍ってしまいます。心と身体だけではない産後の脳の疲労度も甘く見てはいけません。
 そして決めると選ぶを意識して鍛えていかないと、あっという間に感覚が鈍ってしまいます。周りや状況に影響された選択肢を選び続けていると、頭ではわかっていてもやがて心がエラーを起こします。
 なんでも短時間で決めればよいということではありませんが、産後のあなたの心が満足できない、疲れる、しっくりこない、前に進めない、決められない、コントロールできる感覚を持てない。そんな時は選ぶと決める。sango手帳では産後の心身の状況に合わせて無理なく選ぶと決めるのトレーニングをしていきます。

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